横浜市民でも「え、なんて読むの!?」と驚くような、横浜市内の難読地名をピックアップ!
この記事では、2025年9月28日に「第49回 磯子まつり」が開催される横浜市磯子区の難読地名「氷取沢」に注目します。さて、あなたはこの地名を正しく読めるでしょうか?
磯子区最大級のイベント「磯子まつり」とは
磯子区は2027年に区制100周年を迎えます。「磯子まつり」は区民が主役となる同区最大級のイベント。磯子区総合庁舎周辺が会場となっています。
産業道路でパレードが行われるほか、磯子土木事務所では工事車両や消防車が集結する「はたらくくるま大集合」なども実施されます。
そんな磯子区の南部にあるのが氷取沢町。磯子区の難読地名「氷取沢」は何と読むのでしょうか?
横浜市磯子区の難読地名「氷取沢」の読み方は?
氷取沢は「ひとりざわ」と読みます。
氷取沢町は古くは久良岐郡氷取沢村といい、1889年(明治22年)の市町村制施行の際、笹下村、日野村、矢部野村、田中村、栗木村、上中里村、峰村と合併し、日下村(ひのしたむら)大字氷取沢となりました。その後、1927年(昭和2年)に日下村が横浜市に編入し、氷取沢町が新設されました。
武蔵国の藩撰地誌『新編武蔵風土記稿』には次のような逸話が残っています。
「鎌倉幕府の頃。もとは長澤村と呼ばれていた同村に、ある年6月、執権の北条高時が訪れたので、高倉明神社の山深いところから氷を取り献上すると、それを褒めたたえ、氷取沢村に名を改めた」。
また、鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡(あづまかがみ)』にも「火取澤」の記録があります。
一方、この地を開拓した倭文(しとり)氏の名の音が「氷取」に転訛(てんか)したという説もあるそうです。
ちなみに、氷取沢町がある磯子区は、横浜18区で「自然が豊かだと思う区」ランキング(All Aboutニュース編集部が実施)で第3位となっています。
【関連記事】
横浜18区で「自然が豊かだと思う区」ランキング! 1位「緑区」、2位は?
いかがでしたか? 横浜を訪れた際は、ぜひ難読地名にも注目してみてください。
参考:『横浜の町名』(横浜市市民局)、「ウィキペディア(Wikipedia):フリー百科事典」氷取沢町
この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。



