
観光庁の「インバウンド消費動向調査(2011〜2024年)」によると、2024年に日本を訪れた外国人旅行者のうち、千葉県を訪れた人の割合は36.6%でした。都道府県別では、東京都、大阪府に次いで3位となっています。
All About ニュース編集部では、6月2〜3日の期間、全国10〜60代の男女223人を対象に、「外国人観光客にすすめたい温泉地」に関するアンケートを実施しました。
その中から、外国人観光客にすすめたい「千葉県の温泉地」ランキングの結果をご紹介します。
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2位:南房総温泉郷/44票
南房総温泉郷は、房総半島の南端に点在する複数の温泉地の総称で、海と山に囲まれたリゾート感あふれる地域です。特に、館山・白浜・千倉エリアでは、太平洋を一望できる露天風呂や海産物を生かした和食が外国人観光客に人気。また、花畑や灯台といったインスタ映えする観光スポットも多く、カップルやファミリー層からの支持も厚くなっています。東京からのアクセスが良好な点もポイントです。
回答者からは「太平洋を一望できる絶景ポイントがある」(20代男性/千葉県)、「海が見える温泉施設も多く、房総の温暖な気候と新鮮な海鮮料理が楽しめます。リゾート感覚でくつろげるので、外国人にも好まれると思います」(30代男性/東京都)といったコメントが集まりました。
1位:鴨川温泉/61票
太平洋に面した鴨川温泉は、オーシャンビューの温泉宿が立ち並び、「海と温泉を同時に楽しめる」という、ぜいたくなロケーションが魅力です。特に、鴨川シーワールドといった周辺観光施設との組み合わせが人気。旅館では英語メニューや多言語スタッフの配置など、インバウンド対応が進んでおり、食事や接客においても安心感があります。成田空港からのアクセスの良さも選ばれる理由の1つです。
回答者からは「鴨川シーワールドなどの観光スポットが近くにあるので、温泉以外にも楽しめると思います」(30代女性/千葉県)、「鴨川温泉は、千葉県の海沿いにある温泉地です。太平洋の絶景を楽しみながら入浴できます。新鮮な海の幸も豊富で、自然とグルメを満喫できるため、外国人観光客が喜ぶと思います」(30代男性/千葉県)といった声が寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:All About ニュース編集部 プロフィール
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