【開催中】ピエール・エルメの「マカロンデー」は、おいしいだけのイベントではなかった…!

「パティスリー界のピカソ」ことピエール・エルメが始めた活動「マカロンデー」をご存じですか? マカロン好きにはたまらない楽しい・おいしいイベントですが、ただのマカロンのお祭りではない、病とたたかう子どもたちへの思いが込められた特別な日です。

「パティスリー界のピカソ」と称され、日本でもおなじみのフランス人パティシエ、ピエール・エルメ。洗練されたお菓子を日々生み出していますが、彼の代名詞ともいえるのがマカロンです。

2000年代のはじめ、それまでイタリアおよびフランスの伝統菓子の1つでしかなかったマカロンを斬新なアイデアでスタイリッシュ、かつかわいらしいスイーツとして発表し、マカロンブームの火付け役の1人となりました。今ではなんと250種類以上のレパートリーがあるそう。彼のブランド、ピエール・エルメ・パリは「世界三大マカロン」の1つといわれています。
 
そんなピエール・エルメが大切にし、20年前にスタートした活動「マカロンデー」をご存じでしょうか。

2025年のマカロンデーは6月21日(土)

「マカロンデー」とは、マカロンというお菓子の素晴らしさを再認識してもらおうという日です。日本では夏至の日(2025年は6月21日(土))に設定されています。

その前後、5月28日(水)から7月1日(火)までの約1カ月間は、ピエール・エルメ・パリのブティックやオンラインブティックで催しが行われ、まさに“マカロン祭り”となります。

新製品を含む16種類のマカロンの新ラインアップが登場したり、リング型のボックスに詰め合わせた特別ギフト「イニシヤシヨン」(税込1万422円)が発売されたり、着席スタイルでマカロンやパティスリーを味わう「マカロンデースペシャルパーティー」が開催されたりします。

そして、6月21日には青山ブティックなどの対象ブティックではマカロンの無料サービスが行われるなど、マカロン好きにはたまらないイベントが盛りだくさんです。
新マカロンラインナップ
マカロンデーにあわせて5月28日(水)から店頭のマカロンも新しいラインアップに
しかし、“楽しい”“おいしい”に加えて、「難病の子どもたちへの支援につながる」というのがこの取り組みの注目すべき点。

マカロンの収益金(※)や、期間中設置される募金箱に集まった寄付金は、難病とたたかう子どもたちやその家族を支えるために、「認定NPO 法人 難病のこども支援全国ネットワーク」へ届けられるのです。
※諸経費を除く

20年前、パリのブティックでささやかにスタート

お菓子作りで成功を収めたブランドが、次は社会貢献をしようと始めたこの取り組み。「悲しい側面からのアプローチのみではなく、マカロンデーという楽しいイベントを通して、私たちも自分にできるアクションを考える“きっかけの一日”となることを目指す」というのがピエール・エルメ・パリの思いだそうです。
リシャール・ルデュ
発表会にて「マカロンデー」について語るリシャール・ルデュ アジア支部代表
ピエール・エルメの右腕といわれ、パティシエとして、そしてピエール・エルメ・パリ アジア支部代表としても活躍するリシャール・ルデュさんは、普段からこの団体の活動を精力的にサポート。クリスマスには「青い目のサンタクロース」として病院を回りギフトを配っているそうです。「団体を支える人たちの高齢化が進んでいるので、マカロンをきっかけに若い世代にもこの活動を知ってもらえれば」と語っていました。 
アンフィニマン フイユ ド トマト
新商品として登場するマカロンの1つ「アンフィニマン フイユ ド トマト」。ふんわり香るトマトの風味が斬新!
難病の子どもたちと私たちをつなぐピエール・エルメのマカロン。「マカロンデー」期間中は、いつもの華やかなおいしさに加え、よりいっそう深い味わいを楽しめることでしょう。 
 
【DATA】
ピエール・エルメ・パリ「マカロンデー」
期間:2025年5月28日(水)~2025年7月1日(火)
【開催場所】
ピエール・エルメ・パリ 青山
他直営ブティック
オンラインブティック
(内容は各店舗で異なる)
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『ミルキー☆サブウェイ』は劇場版の追加シーンも重要!『超かぐや姫!』との共通点、愛されるアニメの「正解」とは

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電20年ぶり新車、謎の「1人掛け席」の正体は? 観光サービスではなく「混雑地獄」に挑む苦肉の策

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策

  • 世界を知れば日本が見える

    【解説】参政党躍進に“ロシア系bot”疑惑、証拠なく“自民党の情報操作”との見方も