世代を代表すると思う「昭和の男性俳優」ランキング! 2位「高倉健」を抑えた1位は?

世代を代表すると思う「昭和の男性俳優」ランキング! All About ニュース編集部が全国300人を対象に実施したアンケート調査結果から、2位「高倉健」を抑えた1位は?(サムネイル画像出典:Amazon)

高倉健
世代を代表すると思う「昭和の男性俳優」ランキング(画像出典:Amazon)
All About ニュース編集部は5月2〜6日の期間で、全国10〜70代の男女300人を対象に「昭和に活躍した男性俳優」についてのアンケート調査を実施しました。今回はその中から、世代を代表すると思う「昭和の男性俳優」ランキングを発表します。

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2位:高倉健/87票

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2位にランクインしたのは、高倉健さん。1956年公開の映画『電光空手打ち』で、当時25歳にして初主演を務め、映画デビューを果たしました。その後、任侠(にんきょう)映画の看板俳優として一時代を築き、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『八甲田山』(1977年)をはじめ、『幸福の黄色いハンカチ』(1977年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999年)など、多くの名作で主演を務めました。

回答者からは、「かっこよさが別格だから」(20代男性/埼玉県)、「口数が少なく、不器用だけれど情に厚い『昭和の男』を見事に演じていた。圧倒的な存在感があった」(50代女性/千葉県)、「しっかりとした芯のあるオーラと美しさがある」(50代女性/奈良県)、「昭和を思わせる朴訥とした男性像を体現しました」(40代男性/山形県)などの声がありました。

1位:石原裕次郎/97票

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1位に輝いたのは石原裕次郎さん。兄・石原慎太郎さんの芥川賞受賞作を原作とした映画『太陽の季節』(1956年)で注目を集め、同年の主演作『狂った果実』で映画界のトップスターに躍り出ました。その後は、数々のヒット曲を生んだ歌手としても人気を博し、幅広い分野で才能を発揮。1963年には自身の芸能プロダクション「石原プロモーション」を設立し、時代を超えて支持される数々の名作を手掛けました。

回答者からは、「俳優も歌手もできるスターとして、颯爽と昭和に登場した印象が強い」(60代男性/愛知県)、「華があり時代を牽引していた感すら有るので」(40代男性/神奈川県)、「亡くなってかなりの年数が経っているにも関わらずにいまだにテレビで特集を組まれるほどの人気度もありますし、国民的大スターという言葉がしっくりくるので」(50代男性/愛知県)、「長身で堂々とした体格、精悍な顔立ち、そして何を着ても絵になるスターとしてのオーラは、当時の観客を魅了したから」(30代女性/北海道)などのコメントが寄せられました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。
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