各テレビ局では、これまで数多くの「医療ドラマ」が制作されてきました。高視聴率を獲得する作品も多く、ドラマの定番として愛されているジャンルです。そこで、この記事では「名作だと思う医療ドラマ」のランキングを紹介します。
>12位までの全ランキング結果
2位:コウノドリ/74票
2位は、TBS系で放送された『コウノドリ』です。2015年に放送されて大ヒットしたドラマで、2017年に続編が制作されています。主演を務めた綾野さんは、1作目が連続ドラマ単独初主演。産婦人科医でありながら、天才ピアニストの顔を持つ鴻鳥サクラを演じました。鈴ノ木ユウさんの漫画が原作で、産科医療の現場を舞台に「妊娠」「出産」そして「命」を描く作品。リアルな描写が話題となり、特に女性から高い支持を得たドラマとなります。松岡茉優さんをはじめ、坂口健太郎さん、星野源さん、大森南朋さん、松本若菜さんなど人気俳優が勢ぞろい。ほかにも豪華な俳優が参加し、高視聴率をマークしました。
回答者からは、「毎話泣ける。毎話ごとに違う出産のカタチがありそこに感動がある」(20代女性/大阪府)、「自分にも子供がいるから、子を授かること出産すること、命が生まれるということの尊さ奇跡をまざまざと感じた」(30代女性/北海道)、「ストーリーもテーマがしっかりしていて見ごたえがあるし、俳優さんの演技もうまい」(30代女性/東京都)などの意見が寄せられました。
1位:コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-/81票
1位は、フジテレビ系で放送された『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でした。2008年にシーズン1が放送された作品で、主演は山下智久さん。連続ドラマはシリーズ化され、スペシャルドラマやスピンオフドラマ、劇場版映画も制作されて、どの作品も大きな話題を集めました。同作は救命救急センターが舞台で、ドクターヘリに乗り込み患者を救う若手医師たちがメインキャラクター。第1シーズンでは、山下さん演じる藍沢耕作を中心に、ドクターたちが成長していく姿が描かれました。新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さんと主演クラスの俳優がそろい、映画版は興行収入が93億円を超えるヒットを達成。歴史に残る医療ドラマとして、現在でもファンを魅了しています。
回答者からは、「ただの医療ドラマだけでなく、それぞれの成長やゲストも豪華で毎回楽しみだった」(20代女性/大阪府)、「医療ドラマ的な部分と、若手医師の青春群像的側面もあり楽しく見ることができました」(50代男性/神奈川県)、「コードブルーは、私が看護師を目指したきっかけになったからです」(20代女性/東京都)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。