もちまる日記、10歳以上の慢性腎臓病と闘う猫飼い主へ“協力”のお願い「本当に救世主」「たくさんの子達が救われますように」と反響

動物系YouTubeチャンネル「もちまる日記」が、猫の慢性腎臓病を治す“新薬”が治験に入ると発信。治験の前段階に必要な調査に、猫を飼っている人たちの協力が必要と呼び掛けています。(サムネイル画像出典:「もちまる日記」)

動物系YouTuberチャンネル「もちまる日記」が2月8日、動画を更新。緊急で『猫の腎臓病についてお伝えしたい事があります』と題した動画を公開しました。
 

【下僕さんの膝の上で甘えるもちまるくん】

「AIM」で猫の慢性腎不全、治療確立となるか

動画内で下僕さんは、もちまるくんも「慢性腎臓病が発覚」したと明かし、現在は食事や飲水、サプリメントなどで病気の進行を食い止めようと頑張っていると言います。そんな下僕さんが、2022年に東京大学大学院医学系研究科を退職し、AIM医学研究所を立ち上げた代表理事で所長の宮崎徹さん(※崎はたつさき)について紹介。
 

実は宮崎さん、1999年に「AIM」というタンパク質を発見した人物で、下僕さんは「人間やほかの動物は『AIM』の働きによって腎臓がキレイに保たれている」のに対し、「ネコ科の動物たちはこのAIMが先天的に機能していないことが発覚」したと説明します。宮崎さんは猫の生存期間を延長させることを目的としたAIMを製薬化して体内に取り入れることで、猫の慢性腎臓病が快方に向かう薬を長年にわたり研究し、ついに治験までたどり着いたそうです。

治験前の実態調査に協力を呼び掛け

慢性腎臓病のステージは1~4までありますが、治験対象となるのは「特定のステージの子のみ」です。宮崎さんは現在、治験対象となるステージの猫がどれだけいるのかを把握するため、治験前に必要な実態調査に協力してくれる猫を募集しているとのこと。ただし、「過去に慢性腎臓病の症状があると獣医師により診断された、現時点で10歳以上の猫。性別不問」と条件があり、残念ながらもちまるくんは対象外なため、「もし皆さんの家の猫ちゃんが条件に該当する場合 調査の参加をご検討されてみてはいかがでしょうか」と、視聴者に呼び掛けています。
 

コメント欄では、「宮崎先生、研究チームの皆さん、下僕さん 本当に救世主」「愛猫の命が30年になったら本当に良い」「たくさんの子達が救われますように」「猫仲間に拡散します」「早く実現化してほしい」という声や、「早速申込をしました」「もう少し早く知ることが出来たら、参加して楽にしてあげたかった」など、実際の申し込んだ人、申し込めない人の声も多く寄せられました。
 

動画後半では調査方法の詳細な説明なども公開。下僕さんは、「AIM製薬が完成して腎臓病の治療が確立すれば 猫の寿命は30歳になるという説もある」として、もちまるくんが高齢になり、病気が重症化した際に「AIMが助けてくれる事を願って下僕ができる事は何でもしようと思ってます」とコメントしています。
 

 

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下僕さんとイチャイチャするもちまるくん
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