timeleszのメンバーも輝き出し、新たなファン獲得につながる
5次審査では、前述した通り「メンバープロデュース審査」が行われました。楽曲制作から衣装選び、さらに親睦を深めるため各メンバーが候補生と密接な関係を築きます。3人が候補生と心を通じあわせ、涙あり笑いありの展開に。互いが魂のぶつかり合いをしたことで、審査という概念を超えた関係性を3人と候補生が結ぶことになります。▼こちらも読む
「episode 11」5次審査はtimeleszメンバーも活躍!
さらに、6次審査では一緒にパフォーマンスすることでその絆は深まり、感動的な場面の連発。候補生によってtimeleszメンバーも輝きを見せ、視聴者が体感したことがないようなオーディションの風景を見せてくれました。
後半には3人の個性もよく現れ、菊池さんはイメージ通り熱い気持ちでメンバーとぶつかりあい、兄貴らしさをしっかりと見せました。佐藤さんは、常に冷静な広い目線で候補生を見て、的確なアドバイスを送り続けます。そして、松島さんは、菩薩様かと思うくらいの穏やかさで、常に候補生を励まし勇気付けながら士気を高めます。3人が、それぞれに候補生とのアプローチの仕方は違うものの、接し方が非常に魅力的で人間性の高さを見せています。
今回の「timelesz project」が画期的だったのは、新メンバーオーディションでありながら既存メンバーも輝かせたことです。メンバーの個性も分かる演出で、timeleszを知らなかった人でも、引き付けるパワーを持っていました。
SNSの書き込みを見ても、グループに興味がなかった人が、新規でファンになったというコメントを見かけます。これまでさまざまなオーディションが行われてきましたが、ここまでグループの新規ファンを増やした企画はなかったのではないでしょうか? 「timelesz project」は、アイドルのメンバーオーディションの新しいカタチを作り上げたといえるでしょう。
新しい仲間を増やし躍進しそうなtimeleszの活躍に期待!
過去に例のないような新メンバーオーディションとなった「timelesz project」。ついに、timeleszの新メンバーが決定しますが、今回の配信のおかげで何倍にもファンを拡大した形でグループは新たな船出を迎えます。そして、オーディションを通じてtimeleszの3人もより絆を深めることに成功しました。グループとしてのストーリーも今回の配信で見せたことで、より深く応援する人が増えたことが予想されます。心強い仲間を増やしたtimeleszがどんな活躍を見せるのか、オーディション終了後も引き続きグループの動向を追っていきたいと思います。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。