この記事では、最新エピソードの内容を詳しく紹介し、終盤に差し掛かっているオーディションがどう展開していくのか、元テレビ局スタッフの筆者が推測します。
「timelesz project」とは?
オーディション「timelesz project」は、2024年4月1日にSexy Zoneが「timelesz」にグループ名を変更した際に実施を発表しました。現在は5次審査を行っているところで、STARTO ENTERTAINMENT所属の俳優たちも参加しています。5次審査に挑戦しているのは、山根航海さん、寺西拓人さん、橋本将生さん、原嘉孝さん、西山智樹さん、本多大夢さん、浜川路己さん、猪俣周杜さん、篠塚大輝さん、浅井乃我さん、鈴木凌さん、前田大輔さん(現時点での暫定順位の順)の12人。
5次審査では、timeleszメンバーの菊池風磨さん、佐藤勝利さん、松島聡さんがプロデューサーとなる「メンバープロデュース審査」を行っています。課題曲は、各プロデューサーが制作するtimeleszの新曲となり、今回の『timelesz project -AUDITION-』で公開されていきます。
▼前回のあらすじ
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悪戦苦闘する松島チーム、中間発表では大失敗も
新たに配信した「episode 13 責任 -Part3-」では、松島さんがプロデュースするチームの奮闘が紹介されました。松島さんのチームメンバーは、寺西さん、山根さん、浅井さん、鈴木さんの4人。課題曲は『SWEET』となり、今回の3チームの中でもっとも王道アイドル路線のかわいらしいサウンドと振り付けになっています。まず候補生たちは、振り付けの一部となる「アクティング」を自分たちで考えることに。アクティングは、振り付けの中で自由に演じる部分で、日常の動きなどが取り入れられることが多いものです。楽曲の世界観にあわせる必要があり、候補生は悪戦苦闘します。
さらに、候補生たちはキラキラ路線の歌と振り付けを表現するのに苦戦。焦りの色も見えはじめ、候補生の浅井さんはいろいろなアドバイスで混乱しパニックになる場面も見せました。そんなチームは、中間発表をボロボロの結果で迎えます。特に、仕事の関係などで練習にあまり参加できなかった鈴木さんは、立ち位置を間違えるなど初歩的なミスを連発。ダンストレーナーのNOSUKEさんからは「マジなめんなって」と激怒の声が飛び、殺伐とした空気のまま中間発表を終えます。
前回配信された佐藤さんのチームは、中間発表でメンバーやコーチから大絶賛の声が多かっただけに、対象的な結果となりました。松島さんは、ふがいない結果に終わったことに対して、「プロデュースする僕の責任でもある」とコメント。実は今回、プロデューサーである松島さんは、厳しく指導するのではなく自分たちで違和感や欠けているものに気づいていってほしいと、候補生の自主性に任せる方針を取っていました。結果が悪かったことを受け、候補生と対話する時間を増やすようになり、関係性の再構築を行います。