無印良品より、ブランド初となるチョコレートに特化した体験型ポップアップイベント「みつける、たのしむ、チョコレート展」が表参道で開催されました。その開催最終日の様子を、無印良品で勤務歴のある筆者がリポートしていきます。
※イベントは既に終了しています
午前中に「1日分の整理券」を配布終了する人気ぶり
当日は9時から整理券配布とのことだったため、8時45分頃に到着するも既に長蛇の列! この時点で45人待ちと、無印良品の人気や来訪者の抱く興味関心の高さがうかがえます。 定刻通りに配布がスタートした整理券を受け取ると「入場12:00(No.4)」の文字が目に飛び込んできました。今回のイベントは各フロア15分の入れ替え制。開場される11時、11時15分、30分、45分、そして12時で4巡目となるのでしょう。 少しその場にとどまり耳を傾けていると、9時ちょうどに並んだ人は13時台のチケットを受け取っていたようです。ちなみに11時に会場前を通った時点で、1日分の整理券は配布終了していました。そして、待望の入場。キャッシュレス決済で入場料500円を支払いました(現金とPayPay・楽天Payは使用不可)。
自分の気分と「チョコレートとのマッチング」を体験!
最初に向かった2階会場では、テーマが書かれたカードを選ぶとおすすめのチョコレートを提案してくれる「チョコレートとのマッチング」を体験しました。 まずは「おでかけしよう」「自分をほめよう」「まいにちを彩る」「みんながうれしい」「気持ちに浸る」という5種類のカードからその日の気分で1つを選択。筆者は「気持ちに浸る」をチョイスしました。 カードの入ったパックの中には「南国からの贈り物チョコ」「週末のお疲れさまチョコ」「わたしのお気に入りチョコ」のシーンカードが入っています。このシーンカードの組み合わせのバリエーションはなんと約100通りだとか。 そして、チョコレートを別会場のショーケースから探していきます。定番商品の不揃いチョコがけいちごやカカオトリュフ、新商品「ライム発酵チョコレート」シリーズなど、計34種のチョコレートがずらりと陳列されていました。 該当するチョコレートを見つけたら、横に設置されたカードを集めます。まるで宝探しのようで、自分のチョコレートを確認した瞬間、パッと笑顔になる来訪者も多く見受けられました。 悩みに悩んで、お気に入りの「生チョコトリュフ 抹茶」をチョイスしてチョコレート選びは完了。好きな無印良品のチョコレートが定まりつつある筆者自身、「気分に合ったチョコレート」という選び方は新鮮そのもの! 「あ、このチョコレートはこういう気分のときに合うんだ」「確かに、こういうチョコレートが好きかも……」と、壁面のパネルと合わせてじっくり眺めながらカードを選び進めました。最後には未発売のアイスクリームの試食も
3枚のシーンカードに合うチョコカードを全てそろえて1階に下りると……特設カウンターにて限定ボックス入りのチョコレートを受け取ることができました。カウンターではスタッフの人が手作業で選んだチョコレートを詰めてくれます。「濃厚なチョコレートがお好きですか?」「普段から無印良品のチョコレートをお楽しみいただいていますか?」など、会話を楽しんでいたらあっという間にラッピングが完成していました。
(お気に入りチョコは1つ多くいれてくださり、優しさにキュンとしました) パッケージは、このイベント限定のものなのだとか。写真を撮る時間にはスタッフさんがわざわざしゃがんでくださり、細やかな気遣いに頭が上がりません……! 最後には、通常店舗では未販売の新作・ライム発酵チョコレートを使用したアイスクリームの試食も用意されていました。同アイスクリームは今後通常販売も検討しているらしく、体験後の楽しみまでゲットできてほくほく!
本当に入場料500円でいいんですか? という満足感。来年以降も開催されたら、ぜひ足を運びたいイベントでした。
この記事の筆者:花輪えみ プロフィール
千葉県出身。都内の無印良品3店舗で勤務経験があり、内1店舗では副店長を務める。勤務時は食品や生活雑貨を担当。良品計画退職後はライター/編集者として活動し、記名ライター歴8年目を迎える。女性向けサイト編集、兼業ライターを経て現在フリー。趣味は散歩。