
全国版「住み続けたい街(都道府県)」ランキングは、全国47都道府県居住の20歳以上を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答84万19人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加、回答者に重複なし)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
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2位:香川県
2位は、香川県でした。四国の北東部で瀬戸内海に面し、瀬戸大橋を介して本州と接続。小豆島をはじめとする瀬戸内海に点在する島々、高松城や栗林(りつりん)公園など歴史的な名所は観光スポットとしてもにぎわい、さぬきうどんの全国的な人気から“うどん県”として知られています。県庁所在地の高松市は企業の支店が集まり、古くから四国の経済の中心として発展。都市機能と海・山・川の大自然に恵まれた生活環境が支持を得ています。実際の居住者による項目別ランキングでは、「愛着がある」の項目で全国9位、「住みここちの良さ」で15位にランクインしています。
1位:兵庫県
4年連続の1位は、兵庫県でした。近畿エリアで大阪と京都の西側に位置し、日本海、瀬戸内海、太平洋に接する国際的な港町として発展。1868年の神戸港開港以来さまざまな西洋文化が入り、異国情緒漂う街並みが魅力の神戸市や姫路城、有馬温泉などの人気観光スポットが各地に点在しています。広範囲の県域には多彩な気候や風土が広がり、マリンスポーツやスキーなど四季折々のレジャーが楽しめるなど、美しい自然を身近に感じられる住環境も支持を得ています。居住者による項目別ランキングでは、「街に誇りがある」の項目で全国2位、「愛着がある」で3位、「住みここちの良さ」「街の幸福度」で4位にランクインしています。
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は6年。