本記事では、元テレビ局スタッフの筆者が『NHK紅白歌合戦』をすべて視聴したうえで、独断と偏見で作成した名場面ランキングを発表。見どころ満載だった放送を振り返っていきたいと思います。
5位:「THE ALFEE」「GLAY」に見た、ベテランミュージシャンの安定感
久しぶりの出演となったアーティストが注目を集めた今回の紅白歌合戦。中でも印象的だったのが、デビュー50周年を迎えたベテラン・THE ALFEE。41年ぶり2回目の出演となった今回は代表曲の『星空のディスタンス』を披露し、百戦錬磨の安定感ある演奏を聞かせました。 メジャーデビュー30周年を迎えたGLAYは、25年ぶり4回目の出場で、大ヒット曲の『誘惑』を演奏。こちらも胸にグッと来る歌唱を披露しており、ベテランミュージシャンたちの安定感・底力を強く感じました。4位:異様な盛り上がり! 来年以降も見たい「紅白ウラトークチャンネル」
出場アーティストが多く出演したのが、ロッチ、赤木野々花アナが司会を務めた「紅白ウラトークチャンネル」。番組ホームページや「NHK MUSIC」YouTubeチャンネルで配信されるおなじみの企画で、本編で見られないアーティストの素顔のトークを楽しめました。中でも印象深かったのは、新浜レオンさんの応援で出演した木梨憲武さんと所ジョージさん。新浜さんそっちのけで自由奔放なトークを展開し、配信を盛り上げました。ロッチの2人、赤木アナウンサーのまったりとした雰囲気も「ウラトーク」の雰囲気に合っており、来年以降もぜひ実施してほしい取り組みと感じました。
3位:抜群の存在感。「Number_i」のクールなパフォーマンス
今回出場するアーティストの中でも、高い注目を集めていたのが3人組ダンスボーカルグループ・Number_iです。元King & Princeの平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんからなるグループで、2024年1月1日にデビュー。すぐに大ブレークし、1年足らずで『紅白歌合戦』への出場までたどり着きました。紅白の舞台では、激しいダンスミュージックナンバー『GOAT』を披露。クールなダンスを見せ、紅白の舞台にふさわしい華やかなパフォーマンスをお茶の間に届けました。
また、3人は放送100年特別企画「歌って踊ろう! KIDS SHOW」にて、 ILLIT、ME:Iのメンバーと『コンピューターおばあちゃん』をパフォーマンス。こちらでは、King & Prince時代を思わせるアイドル的な姿も披露し、ファンを喜ばせました。