そこで、この記事では元テレビ局スタッフで、放送されているほぼ全てのドラマをチェックしている筆者が、“これだけは絶対に押さえるべき”という3つの作品を紹介します。
香取慎吾が最低男を演じる『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』
まず紹介するのは、『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)です。元SMAPの香取慎吾さんが11年ぶりにフジテレビ系の連ドラ主演を務める作品で、1月9日からスタート。選挙とニセ家族を題材とし、これまでに見たことがないようなドラマに仕上がりそうです。
演技派として知られる志尊淳さんが準主役のポジションで、冨永愛さん、佐野玲於さん、橋本じゅんさん、安田顕さんと実力派役者が勢ぞろい。香取さんらしいコミカルな作品になりそうで、新年早々に笑いと感動を与えてくれそうです。
また、ドラマに出演する子役にも注目で、ミュージカル『SPY×FAMILY』のアーニャ役や『放課後カルテ』(日本テレビ系)で繊細な演技を見せた増田梨沙さんが参加。さらに、配信ドラマ『1122いいふうふ』で感動的な演技を見せた千葉惣二朗さんも出演します。
最大の推しポイントは香取慎吾の役どころ!
ドラマは、香取さん演じる主人公・大森一平が、テレビ局を不祥事で退社するところからスタート。一平は、世間を見返すため政治家になることを決意します。そのため、家族嫌いで子ども嫌いながら、イメージアップのために亡き妹の夫・小原正助(志尊淳)と、2人の子どもたちの面倒を見ることに。当初は、選挙に勝つためニセ家族を演じますが、子育てを通して出会った人たちや社会の問題に気付き、一平の中に使命感が芽生え始める内容です。
『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』の最大の推しポイントは、好感度の高い香取さんが身内も私欲のために利用する最低男を演じるところ。一平は型破りな設定で、香取さんがどんなキャラクターに仕上げていくのか楽しみです。
また、増田さんが演じる小原ひまりは、小学5年生ながらすぐに一平の裏の顔を見透かしてしまうおませな女の子。一平とひまりのバトルも面白そうで、一風変わったホームドラマを堪能できることに期待です。