『ライオンの隠れ家』柳楽優弥“洸人”「あとはよろしく」の伏線回収にX脱帽「見事すぎる」「大正解の最終回」

12月20日に放送されたドラマ『ライオンの隠れ家』最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。(画像出典:TBS『ライオンの隠れ家』公式Webサイト)

洸人→愛生「あとはよろしく」の伏線回収が見事すぎる!

ライオンの隠れ家
画像出典:TBS『ライオンの隠れ家』公式Webサイト

かつて家を飛び出した愛生から言われた「あとはよろしく」という言葉を、今度は洸人が愛生に伝え、洸人は東京へ、美路人はグループホームへ、ライオンは小学校へと旅立っていくラストシーンは愛と希望にあふれており、胸があたたかく目頭が熱くなるような最高のエンディングでした。

Xでは、「洸人、『あとはよろしく』なんて今までの人生で言ったこと無いんじゃないかな…言われて来た方だからさ、ずっと(号泣)」「実は身勝手な一言ではなく、安全なプライドの仲間だからこそ託せる言葉なんだっていう伏線回収が見事過ぎる(泣)」「離れていても同じプライドの仲間。『あとはよろしく』『またね』が言い合える関係、そしていつでも戻ってこれる場所。そんなプライドがあるからこそ、それぞれが新しい一歩を踏み出していく姿がとても良かった」など、感動コメントが殺到しています。

自閉スペクトラム症を見事に演じきった坂東龍汰さん、弟への愛と葛藤、翻弄される優しさとやるせなさを醸した柳楽優弥さんの演技力が絶賛された本作。素晴らしい演技力で視聴者を惹き込んでくれた彼らが、次回作でどんな役柄を演じ、どんな真骨頂を魅せてくれるのか期待です。

『ライオンの隠れ家』あらすじバックナンバー

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この記事の執筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌などの編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。

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