サンマルクカフェに正月限定の「白あん&白みそ」チョコクロ登場! 京懐石「美濃吉」とコラボ【実食リポ】
「チョコクロ」で知られるカフェチェーン「サンマルクカフェ」が、京懐石の老舗「美濃吉」とコラボした新メニューを2024年12月26日〜2025年1月23日の期間限定でリリース! 12月19日のメディア向け試食会にて、さっそく味わってみました!
定番の「チョコクロ」が白みそ&白あんで正月スタイルに
まずは「
プレミアムチョコクロ 京のはんなり白あん大福(390円)」から試食しました。
こちらは京白みそと白あんを混ぜたペーストに柔らかい餅をプラスして、チョコクロでおなじみのクロワッサン生地にくるんで焼き上げた一品。「大きな福を招くように」という願いが込められており、手持ち部分のパッケージも特別デザインとなっています。
こちらの商品については、試食会場内で調理実演もされていました。表面にまぶされたカリカリ食感のぶぶあられは、焼く前の生地に溶き卵を塗り、そこに貼り付けています。このぶぶあられは焼いても褪色せず鮮やかな色を保っているのだとか。
甘味は通常のチョコクロよりも若干抑えめで、そこにほんのりと白みそ・白あん・餅の風味が効いています。
ほんのりとした塩気が和の雰囲気をうまく引き立てており、通常のチョコクロの味から離れ過ぎず、上手にプレミアム感を引き立てていました。
いちご大福スムージーは意外な味わい
続いては「
京いちご大福スムージー 〜ぶぶあられと京仕立て小豆〜(Mサイズ720円/ソフトクリームなし670円)」を試飲しました。
こちらはいちご・小豆・餅・クリームを合体させた、サンマルクカフェでしか飲むことのできない独自トッピングのスムージー。この商品も上部の煮小豆に京白みそが使われています。
硬めのクリーム、ねっとりした小豆や餅、いちごのほのかな酸味に白みその塩気が絡み合います。食前はいちごの風味がとにかく前面に出たものを予想していましたが、実際にはいちごフレーバーは比較的淡白に抑えられており、むしろ全体の甘味・塩気を引き立てている印象。
フルーツ系スイーツが苦手という人でも飲みやすい味です。
冷えた体を温めてくれる京おしるこおもちラテ
お次は「
京おしるこおもちラテ 〜ぶぶあられと花びらもなか〜(Sサイズ590円)」もいただきます。
色とりどりのぶぶあられに加えて花弁型のもなかがトッピングされており、京都らしさと正月らしさを取り入れたホットドリンクです。コクのあるミルクラテの中には餅の生地や、京白みそ入りの十勝産つぶあんが溶け込んでおり、お汁粉のようなまろやかさ!
風味豊かなラテにつぶあんの甘さが混ざり、寒い冬に飲みたくなる、体が温まる味わいになっています。提供された直後のホットな状態でも十分おいしいのですが、しばらく間を置くとラテとつぶあんが完全に混ざりあい、もなかや餅もトロけてさらに柔らかい舌触りへと味変。出来立てだけでなく、若干冷めてから飲んでも2度おいしいラテです。
抹茶パフェは和の甘味モリモリで雅(みやび)&ゴージャス
最後にいただいたのは「
京わらび餅&京仕立て小豆のお抹茶みやびパフェ(720円)」。
サンマルクカフェオリジナルのソフトクリームの上に抹茶ソース・京きな粉のわらび餅・つぶあん・ぶぶあられ・もなかをぜいたくに盛り付けた商品。見た目のきらびやかさは、今回の限定商品の中でも随一です。
スプーンを差し込むたびに、ソフトクリーム、つぶあん、わらび餅、もなかとさまざまなテイストを味わうことができ、それらが上品な苦味の抹茶ソースで一体化しています。わらび餅にクリームを付けて一緒に頬張ってみたりなど、組み合わせによっていろいろな味変ができて飽きさせません。
正月っぽさを満喫しつつ、ガッツリ系スイーツを堪能したいときに良さそうです。
「伝統×伝統=伝統」とは限らない、新しさや革新を感じさせる味
なお、今回のコラボについてはサンマルクカフェ側から美濃吉へオファーがあったことがきっかけなのだとか。美濃吉の佐竹社長が以前からサンマルクカフェのファンであったことや、両社共に「
伝統は革新の連続」という価値観を共有していることから実現したそうです。
今回コラボの限定メニューもまた、「チョコクロ」「京白みそ」といった定番&伝統の味をベースにしつつも、その組み合わせには「こんな味になるのか!」と驚かされそうになります。
2025年の正月は、革新と飛躍の1年となることを願いつつ、ぜひサンマルクカフェと美濃吉の正月限定メニューを体験してみてください!
この記事の筆者:デヤブロウ プロフィール
都内在住の街歩きライター。Yahooエキスパートとして台東区の地域情報を発信するほか、「macaroni」など複数メディアで執筆を行う。飲食店、博物館、銭湯巡り、寺社探訪を中心に地域情報を発信中。東京シティガイド検定を取得済み。