「アプリスイッチャー」の履歴から削除する方法
「アプリスイッチャー」の履歴を消すことはできますが、特に実行する必要のない操作となっています。「やってはいけない」というほどではありませんが、特別な理由がない限りは「やらないほうがいい」でしょう。上述した通り、使っていないアプリは自動的に一時停止状態になるように設計されており、その状態であればシステムリソースを消費することもなく、バッテリーを消耗する理由にもなりません。
逆に、もしアプリスイッチャーからアプリを終了させてしまうと、次回そのアプリを立ち上げるときにバッテリーを消費してしまいます。
大きなバッテリーのロスになるとは思えませんが、特に理由がなければ実行しないほうがよさそうです。
「アプリスイッチャー」からの削除が有効なケース
一部のケースにおいては、「アプリスイッチャー」の履歴から削除するのが有効な場合があります。代表的な例はアプリのフリーズです。使用していたアプリがフリーズし、全く動かなくなってしまったら、「アプリスイッチャー」からアプリを削除。その後、アプリを再起動することで、解決することが多いです。
バッテリーの消耗を抑えるのに有効な方法
もし「iPhoneの電池の消耗を抑えるために、アプリはこまめに終了した方がいいのだろうか?」と悩んでいるのであれば、この方法は適切ではないと思います。それよりもオススメなのは「低電力モード」の利用です。
「低電力モード」をオンにすれば、以下の機能が制限されて、バッテリーの消耗を抑えることができます。
・自動ロック (デフォルトは30秒後)
・ディスプレイの明るさ
・ProMotion ディスプレイ搭載モデルの iPhone/iPad のディスプレイのリフレッシュレート (最大 60 Hz に制限)
・一部のビジュアルエフェクト
・iCloud 写真 (一時的に停止)
・自動ダウンロード
・メールの取得
・アプリのバックグラウンド更新
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
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