>10位までのランキング結果
2位:嘘解きレトリック
2位は『嘘解きレトリック』(フジテレビ系)でした。同ドラマは、鈴鹿央士さんと松本穂香さんがダブル主演を務める月9ドラマで、2012~2018年まで連載された都戸利津さんの同名コミックが原作。昭和初期の「九十九夜町」が舞台で、鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬と、ウソを見分ける能力を持つ浦部鹿乃子が活躍するレトロ・ミステリーです。レトロモダンなセットや登場人物が楽しめるドラマで、事件の設定も幽霊屋敷など古めかしいもの。松本さん演じる鹿乃子の能力を生かしながら謎解きするストーリーが面白く、幅広い世代から支持されています。片山友希さん演じる藤島千代が主演の番外編『迷探偵・藤島千代の大冒険』も配信サービス「FOD」で公開されるなど、独自路線の世界観に注目が集まる作品です。
回答者からは、「セットも良く作り込まれていて、原作にも忠実でいいです」(40代女性/広島県)、「しっかりした設定で次回が気になるように作られているように感じます」(40代女性/福岡県)、「レトロな雰囲気が最近の流行りに乗れている感じする」(20代女性/神奈川県)などの意見が寄せられました。
1位:ライオンの隠れ家
1位は『ライオンの隠れ家』(TBS系)でした。柳楽優弥さんが主演を務めるドラマで、演技派として注目される坂東龍汰さんと兄弟を演じています。ドラマは市役所で働く平凡な青年の小森洸人が主人公で、弟の美路人は自閉スペクトラム症。兄弟は穏やかな生活を送っていましたが、ライオンと名乗る謎の少年が現れ、事件に巻き込まれていきます。序盤は心温まるヒューマンドラマでしたが、中盤はライオンを巡りサスペンス要素の強い展開に。ライオンの両親や出生の秘密が明かされるようになり、凝ったストーリーが話題を呼んでいます。先が読めないスリリングな展開が人気を集め、ライオンを演じる子役・佐藤大空さんの演技も注目されるドラマです。
回答者からは、「毎回少しづつライオンが来た理由に近づくので、真相が知りたくて次が早く見たくなる」(60代女性/東京都)、「サスペンスなのにアットホームな場面もありストーリーが秀逸だと思う」(40代女性/福岡県)、「ちょっと胸が痛んだり切なかったり、でも温かい気持ちにもなれるドラマ」(30代女性/岡山県)などの意見が寄せられました。
※回答者コメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林 プロフィール
長年にわたってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。