2024年11月1日は、変化と変容を促す「蠍(さそり)座の新月」。さらに、「己巳の日」と「大明日」と「母倉日」の3つの吉日も重なります。
新しい自分に生まれ変わりたいと願うなら、このタイミングでアクションするのが最適です! 今回は、11月1日にやってくる3つの吉日がどんな日なのかを解説するとともに、この日の開運アクションをご紹介します。
「蠍座新月」の特徴とは
新月とは、地球から見たときに月と太陽が重なることで、月の姿が見えなくなる状態のこと。月齢0(1日目の月)とも呼ばれ、ここからまた月の満ち欠けが始まります。満月で満ちた月のエネルギーが徐々に放出され、エネルギーがリセットされるタイミングでもあります。
今回の新月は11月1日の21時47分頃に、蠍座の位置で迎えます。蠍座の新月のテーマは「変化と変容」。不要な価値観や手放すのが惜しいと思うものを捨てることで、自分の中にあるエネルギーが活性化され、本当になりたい自分へと導びかれます。
また蠍座は、物事を深く掘り下げる力がある星座。このタイミングで今まで見ないようにしていた自分自身の本音と向き合えば、前に進むための気付きが得られるかもしれません。
月の引力が潮の満ち引きに関係しているように、体内の約半分以上が水分でできている私たち人間も、月から受ける影響が大きいといわれています。そのため、何かを変えたい、自分が変わりたいと思っているなら、この日がチャンス! 新月に願いをかけることで、理想の未来へと近づくことができるでしょう。
11月1日に訪れる3つの開運日
己巳の日
己巳の日(つちのとみのひ)とは、12日に1度巡ってくる「巳の日」のうち、十干の「己(つちのと)」が重なる日を指します。60日に1度しか訪れない貴重な吉日で、この日はお金にまつわること全般が吉。「巳の日」よりもさらに金運が上昇する、金運最強日といわれています。巳(み)とは十二支のヘビのこと。ヘビが金運、財運、芸能の神である弁財天の遣いとなって願いを届けてくれるのが「巳の日」「己巳の日」。そのため、これらの日は弁財天を祭っている神社に参拝したり、銭洗弁天でお金を洗うと、金運がさらにアップします。
大明日
大明日(だいみょうにち)とは、暦注(れきちゅう)の七箇の善日(ななこのぜんにち)の1つで、「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があります。
大明日は、全ての行いに太陽の恵みが授けられ、何をやってもうまくいく、非常に縁起のいい吉日です。慶事ごとに最適ですが、婚姻関係や建築などの未来につながることや、引越しや旅行など移動に関することとも相性がいいとされています。
母倉日
母倉日(ぼそうにち)は、「母が子を育てるように、天が人を慈しむ」という意味がある、慶事を行うのにおすすめの吉日です。
特に入籍や結婚式などの婚姻関係や、引っ越し、家の新築、リフォームなどの住まいに関することなど、子どもを産み育てることへつながることを行うと◎。
また母倉日は、起業や開店、会社の登記など、これから大きく成長させたいことや、発展させたいことを始めるのにもぴったりな日です。