アメリカ人から見ると日本旅行は安い?
——海外から来る人にとっては、円安によって日本旅行のコストが下がっています。この記事を執筆中の10月時点で1ドル=150.29円。2011年頃には1ドル75円台だったことに鑑みると約2倍の差です。また海外と比較して物価の上がり方が緩やかなこともあり、外国人が驚くようなコスパになっているのだとか。実際に旅行してみて、どのように感じますか?「正直にお話しして、日本旅行の価格の安さはちょっとびっくりするぐらいです。前回の滞在では六本木のホテルに1泊100ドル(約1万4100円)以下で泊まりました。2015年に留学していた時は、ホテル滞在は高すぎて手が出なかったのを覚えています。この9年でも確かに大きな差があるようです。
去年京都の旅館に泊まったときは、2人で80ドル(約1万1280円)、なんと朝ご飯付きでした。他にも120ドル(約1万6920円)で朝晩食事付きの宿にも滞在しましたが、どこも信じられないぐらいの価格です。レートだけを考慮すれば、体感で40%ぐらい安くなっている気がします。
買い物を楽しめるだけでなく、友人の結婚式に気軽に参加できることはとてもうれしいです。一方で、日本の友人が相対的にみて、経済的な余裕を持ちにくい状況はとても気の毒に思っています。この状況が早めに解決されることを心から願っています。日本の人たちにも海外旅行を楽しんでもらいたいです。
この記事の筆者:Gena プロフィール
ドイツ在住3年目のライター、ボディポジティブモデル。個人ブログをきっかけに執筆活動を開始し、現在はヨーロッパのモデル事務所に所属しながら、「ヨガジャーナルオンライン」にてエッセイを連載中。学生時代にはアメリカ・ニューヨークにも留学経験あり。日本と欧米における視点の違いに関する情報を発信する。Instagram:@gena_2046