スヌーピーたちのラッピング電車、デビュー
東急電鉄は、田園都市線沿線にある南町田グランベリーパークのまちびらき5周年を記念して、オリジナルラッピング電車「南町田グランベリーパーク号」の運行を開始した。南町田グランベリーパーク内にはスヌーピーミュージアムもあるが、今年は『PEANUTS』のコミック誕生75周年。その記念も兼ねて、スヌーピーと仲間たちのイラストをちりばめ楽しさいっぱいのラッピング車両とした。 南町田グランベリーパーク号は、田園都市線および直通先である東京メトロ半蔵門線、東武伊勢崎線(久喜まで)、東武日光線(南栗橋まで)を走行する。
車両は2020系10両編成で、サイドにはスヌーピーと仲間たちのイラストがドア付近を中心に描かれている。ほとんどの駅にはホームドアが設置されているため、車体の上半分が黄色をベースにしたカラフルなデザインだ。 先頭車両にはヘッドマークが取り付けられ、電車が駅に到着すると南町田グランベリーパーク号であることが分かる。マークにはスヌーピーと、仲良しの鳥であるウッドストックが愛嬌(あいきょう)を振りまいている。
ラッピング電車の車内もスヌーピーたちでにぎやか
車内は中吊り広告をはじめ、壁面にもスヌーピーに関連するさまざまな広告が掲出されている。南町田グランベリーパークでのシーン別の楽しみ方や、おすすめのショップと商品の紹介、スヌーピーミュージアムの見どころなど情報満載! 車内にいながら、雑誌の世界にいるような空間となっており、南町田グランベリーパーク駅への道のりが楽しくなるコンテンツが盛りだくさんだ。 10~2月の冬の時期は「ハッピーホリデー」、3~5月の春の時期は「ピクニック(仮)」、6~9月の夏の時期は「冒険(仮)」をテーマに、シーズンごとに内装が変わる演出は、子どもから大人まで多くの人が楽しめるであろう。