西武新宿線「航空公園駅」には何がある? 飛行機のオブジェだけじゃない、安心感にあふれる街だった
埼玉県の人気駅「航空公園駅」には何がある? 大東建託が実施した「街の住みここち(駅)ランキング2024 埼玉県版」で6位にランクインした、西武新宿線「航空公園駅」の魅力を紹介します!
駅前に平然と展示されているものとは……?
駅の東口を出て、まず目に飛び込んでくるのは、東口駅前広場に展示されている戦後初の国産旅客機(元エアーニッポン機)「YS-11」。全長26メートルもある本物の飛行機が駅前に!? すでに、“普通の駅じゃない”ただならぬ雰囲気を感じます。
駅の中には朝の9時から22時30分まで営業しているスーパーマーケット「
九州屋 鮮場21航空公園店」やイートインもできる「
とんかつ新宿さぼてん」「
京樽」、カフェ&ベーカリー「
アンリー・ファルマンベーカリー」などがあるほか、駅の隣に「
ファミリーマート」、駅前ロータリーの左側には平日であれば23時まで営業しているスポーツジム「
トータルフィットネスクラブ わらわら」など、多彩な店舗が集結しています。
航空発祥の地「所沢航空記念公園」
駅前ロータリーを右手に進み、歩くこと3分。県営公園「
所沢航空記念公園」のフットサルコートやテニスコートを過ぎたところへ、かつて日本初の飛行場だった名残の滑走路が目の前に現れます。
50ヘクタールもの広大な敷地を持つ公園には芝生広場や遊具のある場所もあり、この日は平日のお昼、かつ猛暑日だったため木陰で休む人など人影はまばらでしたが、休日は家族連れなど多くの人でにぎわいます。
公園の敷地内にある「
所沢航空発祥記念館」。展示館は、大人520円、小中学生は100円で入館できます。飛行機に興味はない、という人もぜひ入館していただきたい施設!
本物の飛行機やヘリコプター、グライダーなどが空中にまで所狭しと展示されている圧巻の光景に、マニアでなくともワクワクが止まりません。
実際に操縦席に座れるセスナ機などもあり、子どもに限らず、大人も大興奮! 施設内にはほかにも、巨大スクリーンで迫力の臨場感を味わえる大型映像館やワークショップなどもあります。
公共施設が立ち並び、生活環境が整う
さて、「所沢航空記念公園」から駅の東口に戻り、今度は駅前ロータリーの道を駅を背にして真っすぐ、「航空公園通り」沿いを進みます。ケヤキ並木が続く歩道は、道幅が広く、自転車レーンと歩行者レーンとに分かれています。
「並木通り」沿いには、所沢市役所、警察署、税務署など官庁が集積。ひと際目を引く建物「
所沢市民文化ホール MUSE」にはレストランやカフェも併設されています。
続いて、駅を背に航空公園駅前交差点を左に進んでみます。徒歩3分ほどの場所に防衛省が設置する防衛医科大学校の附属病院「
防衛医科大学校病院」があり、周囲には処方薬局も点在しています。
【結論】「航空公園駅」は美しい緑と安心感で満たされる街!
駅名にもなっている「所沢航空公園」を中心に、ケヤキ並木が続く歩道など、四方八方が美しい緑で彩られた街並みが印象的だった「航空公園駅」。
道幅の広いゆったりとした歩道をはじめ、生活に必要な官庁が集積、地域の中核を担う総合病院が駅前にあるなど、住民の安心感を感じられる街でした。
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。