「雷雨」が軽視できない理由、できる対策は?

特に、羽田空港などの混雑空港では、雷そのものだけでなく、たった数十分から数時間でも離着陸が一時停止すると、翌日以降も機材繰りなどで欠航や大幅遅延などが起こりうる。客自身の臨機応変な行動力、情報収集力などが大事になるのだ。
「地震」も予測不可能だが、できることはある
2024年8月8日には、宮崎県で震度6弱の地震が発生したのに関連し、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が1週間をめどに発せられた。しかし、巨大地震が発生する可能性は約0.5パーセントという報道もあった。過去の主な大地震がいずれも突然発生したように、地震もやはり予測不可能といえる。
巨大地震が発生すれば、空港への被害や滑走路の運用停止などに伴い、出発および到着の便が欠航するなどの事態が起こるだろう。
欠航すると、支払い済みの運賃は全額払い戻しされる。だが、ホテルやレンタカーなどの変更・キャンセルの手続きに加えて、旅行先で足止めされれば自宅まで戻る代替ルートなども間違いなく混雑する。どの旅行でも、できれば事前に「代替手段」を調べておくと安心感が違うのは言うまでもない。
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉がある。夏目漱石の弟子で知られる物理学者・地震学者の寺田寅彦(1878~1935)が残した有名な警句だ。飛行機を含めた旅行も、備えあれば患(うれ)いなしで、日ごろから備えておくのが大事である。
この記事の筆者:シカマ アキ
大阪市出身。関西学院大学社会学部卒業後、読売新聞の記者として約7年、さまざまな取材活動に携わる。その後、国内外で雑誌やWebなど向けに取材、執筆、撮影。主なジャンルは、旅行、飛行機・空港、お土産、グルメなど。ニコンカレッジ講師をはじめ、空港や旅行会社などでのセミナーで講演活動も行う。
大阪市出身。関西学院大学社会学部卒業後、読売新聞の記者として約7年、さまざまな取材活動に携わる。その後、国内外で雑誌やWebなど向けに取材、執筆、撮影。主なジャンルは、旅行、飛行機・空港、お土産、グルメなど。ニコンカレッジ講師をはじめ、空港や旅行会社などでのセミナーで講演活動も行う。