「台風」は事前予測できる! 素早い予定変更を
その際、搭乗予定の便の変更や取り消し(キャンセル)だけでなく予約済みのホテルやツアー、レンタカーなどについても対応に追われる。繁忙期の場合、沖縄便などは予約でほぼ満席で、変更可能な便が数日後というのも珍しくない。欠航便が増えると空港近くのホテルもすぐ埋まり、空港内で一夜を明かす事態にもなりかねない。
「台風」が来たら“スピード感”が重要
台風の影響を受けそうな場合、航空会社は公式サイトの「運航の見通し」などで、前日などに対象便を発表する。搭乗予定の飛行機がその対象便であれば、航空券はどの運賃でも変更やキャンセル時の手数料が「無料」になる。
加えて、便の変更は「早い者勝ち」で、「台風が来る前に早い便に変更する」「台風が通り過ぎるのを待ってホテルを延泊予約する」など、変更にいち早く動くスピード感も求められる。
なお、空港にある航空会社のカウンターは長い列となり、待つのに数時間かかることも。近年、航空会社はWeb上で自ら変更できるサービスを提供している。これを使いこなせると強い。