島根県版「住みここち(自治体)」ランキングは、島根県に住む20歳以上の男女を対象に調査を実施し、2020〜2024年の回答3977人分を累積して集計(一部の回答のみ2019年を追加)。回答者が50人以上の自治体を対象としています。
>4位までの全ランキング結果を見る
2位:松江市
2位は、島根県東部に位置する県庁所在地の松江市。市街地の中心部にある、山陰地方で唯一、江戸時代初期の天守が現存している国宝「松江城」は観光スポットとしてもにぎわいます。JR山陰本線をはじめとする鉄道3路線、整備された自動車道や国道など、県内外への交通利便性の高さも人気のエリア。市の中心部から車で30分ほどで、神話にまつわる「八雲山(やくもやま)」や日本海にアクセスすることもでき、都市機能と自然との共存が支持を得ています。実際の居住者からは、「ちょうどよい田舎。日常生活には困らない、かといって田舎過ぎず都会過ぎないところがよい。学校や病院、スーパーが近くにあるのが大変よい」「近郊のショッピングモール等にも30分程度でアクセス出来、高速道のインターも有る為、普段の生活で不便さを感じなく、海や山があり自然豊かなところ」「お茶文化が根付いているので、美味しいお菓子、お茶が飲める。海が近いので、新鮮な海産物が比較的安く手に入る。宍道湖や中海が近いなど、水辺が近くにあり、建物も高く無いので夕日はとても綺麗」などの声が集まりました。
1位:出雲市
1位は、出雲市。松江市に次いで2位の人口を誇り、古事記などに記された神話にまつわる「出雲大社」をはじめとする歴史・文化遺産や自然に恵まれ、観光入込客数は県内トップを誇ります。製造品出荷額が県内トップを誇る製造業、農業、商業など、各産業分野の発展性にも期待が寄せられるほか、「イオンモール出雲」や「イズモテラス(izumo TERRACE)」などのショッピングモール、「島根大学医学部附属病院」を含む複数の総合病院が点在し、生活利便性に富んだ住環境が人気です。実際の居住者からは、「自然もあり幼稚園や小学校も近くスーパーやコンビニや飲食店などもあり、電車の駅も空港も近い。その他大体揃っている。災害も少ない」「車があれば繁華街や遊びに行く先もすぐに行ける。畑や山、田んぼの中の自治体なので、子どもが大騒ぎする年頃の世代にはとてもいい地域。高齢化が進んでいるが、同居家族がいる家が多く安心」「横断歩道(信号有り無し問わず)を渡る舗道を歩いているとほとんどの車が私が通る5m手前位で止まって前を通り過ぎるまで待っててくれる。当然といえば当然の行動ではあるのですが、以前住んでいた町ではここまで余裕を持って自動車が待ってくれる事はなかったので引っ越ししてきた時は驚きました。県民性の違いを感じました」などのコメントが寄せられました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。