50代以上の年収帯ランキング! 2位「400~500万円未満」、1位は? 平均値や中央値、男女差、年齢別も

転職サービス「doda(デューダ)」は、20~65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2023年最新版の調査結果です。50代以上の年収帯ランキングの2位は「400~500万円未満」、1位は?

転職サービス「doda(デューダ)」は、20~65歳の正社員男女約63万人のデータをもとにした「平均年収ランキング」を発表しました。2022年9月~2023年8月の1年間にdodaサービスに登録した人を対象としており、2023年最新版の調査結果です。

本記事では、年齢別「50代」の年収事情を詳しく紹介します。

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50代以上の年収分布、最多は「300~400万円未満」

50代以上の年収分布
50代以上の年収分布
50代以上の年収分布を見ると、最も多い年収帯は「300~400万円未満」(16.8%)となっています。

これに続いて2位が「400~500万円未満」(15.9%)、3位が「500~600万円未満」(13.3%)、4位が「1000万円以上」(12.7%)です。

男女別の平均年収、約240万円の差

50代以上の平均年収を男女別に見ると、大きな差が見られます。50代以上全体の平均年収は607万円ですが、男性は674万円、女性は434万円と、240万円の差がありました。男性の平均年収は59歳で最高の771万円に達し、女性は60歳で510万円とピークを迎えています。

また、中央値は50代以上全体で500万円。男性で600万円、女性で370万円となっています。

年齢別の年収推移、59歳でピーク

50代以上の年齢別年収
50代以上の年齢別年収
50代以上の中でも、年齢によって年収に違いが見られます。dodaのデータによると、50代から60歳にかけて年収が上昇し、その後緩やかに低下していく傾向が確認できます。

50歳では546万円だった平均年収が、55歳になると615万円に上昇。さらに59歳で727万円とピークを迎え、その後65歳では534万円まで低下します。特に59歳で平均年収が727万円とピークを迎えるのが特徴的です。

業種別では、「総合商社」が939万円でトップ。次いで「IT/通信」(747万円)、「金融」(714万円)と続きます。職種別では、「企画/管理系」が812万円と最も高く、次いで「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」(737万円)、「技術系(IT/通信)」(717万円)となっています。
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