本記事では、その調査を基にした「『じゃらん』全国道の駅グランプリ2024」の結果を発表します。
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2位「道の駅 川場田園プラザ」
「道の駅 川場田園プラザ」は2022年と2023年に行われた同調査で第1位に輝いた、群馬県利根川郡川場村にある道の駅。1日まるごと楽しめるのが特徴です。アクセスは関越自動車道の沼田インターチェンジから約10分、都内から2時間ほどの距離で、すぐそばには日帰り温泉「楽々の湯」もあります。武尊(ほたか)山が近く、自然豊かで広い敷地には「食べる」「買う」「遊ぶ」と3つの楽しみが魅力です。
「食べる」ゾーンは名水と地粉、手打ちが自慢のそば屋さんや川場村で作られたコシヒカリが味わえるおにぎり屋さん、地ビール工房、こんにゃく甘味処、絶品クレープがいただけるカフェ、種類豊富なソフトクリームショップといった充実ぶりです。
「買う」楽しみとして特に人気なのは、地元で採れたばかりの野菜や果物。7月初旬から8月初旬にかけては旬のブルーベリー、とうもろこし、ぶどう、りんごが並びます。さらに、武尊山から湧き出る天然水で育ったコシヒカリ「雪ほたか」や飲むヨーグルト、アップルパイ、ソーセージのほか、焼きたてのパン、地酒、チーズなども手に入ります。
「遊ぶ」楽しみには子ども向けのアスレチックやゲレンデに加え、電動アシストつきのキックボードや自転車レンタルがあります。また、5歳から参加できる陶芸教室のろくろ体験やブルーベリー摘み取り体験、大人も楽しめるネットアスレチックなど、誰もが思い思いの時間を過ごせるでしょう。
1位「あ・ら・伊達な道の駅」
「あ・ら・伊達な道の駅」は宮城県大崎市の国道47号線沿いにあり、仙台から車で1時間ほど。電車でのアクセスも容易で鳴子温泉郷が近いこともあり、年間300万人以上が訪れる人気のスポットです。
施設内では地元で採れる野菜を使った定食やボリューム満点のカツ丼、ラーメンが楽しめ、手作りのお総菜や生地にこだわりのある手作りパン、特産品のジビエ(イノシシ肉)なども購入できます。駐車場に面した屋外スペースでは焼きとり、玉こんにゃく、たこやき、焼きそば、いかの串焼きなどのテイクアウトが楽しめるほか、キムチや、チヂミ、キンパ、トッポギといった韓国の総菜コーナーにも目を奪われそうですね。
さらに、北海道で人気のロイズの常設店では、ここでしか味わえないソフトクリームも見逃せません。ロイズの拠点がある北海道当別町と大崎市は姉妹都市であるため、「あ・ら・伊達な道の駅」は本州ではレアなロイズの常設店の1つになっており、ロイズのチョコレートも魅力的なお土産になるでしょう。このほか、手作りのカゴや木彫りのお面といった物産や宮城県内のお土産品が多く、かりんとうや栗団子、夏は季節限定の水まんじゅうもおすすめです。
忘れてはいけないのが、200人以上の生鮮者が毎日採れたてを運んでくる農産物直売所の野菜です。四季折々の旬の野菜で作るお総菜や漬物、みそなども充実しており、生産者に直接、商品の選び方や食べ方を聞くチャンスもあるかもしれません。
建物の中央に位置するスパイラルホールでは休憩スペースとWi-Fiが提供され、授乳室も用意されているので、小さなお子さん連れでも安心です。さらに、スパイラルホールでは交通情報の確認ができるほか、各種イベントやステージショー、写真の展示などが行われており、春から秋であれば、世界農業遺産に認定された田園風景が屋上の展望台から堪能できます。