築地から移転してから進化を続けている豊洲市場。2月にオープンした「千客万来」は歌舞伎役者の中村獅童さんをアンバサダーに迎え、世界の観光客からも注目されているスポットです。一体どんな魅力が詰まっているのか、現地をリポートしました。
「目抜き大通り」で江戸っ子気分を満喫
豊洲の新たな名所として話題を呼んでいる「千客万来」。江戸の街並みを再現した「豊洲目抜き大通り」は一歩足を踏み入れるだけでワクワクし、一気にタイムスリップ感を味わえます。すしやてんぷら、そばにもんじゃと、江戸時代から食べられていたであろう和食のお店がずらりと軒を連ね、雰囲気抜群! 隣接する豊洲市場から仕入れた新鮮なマグロのあぶり串を食べるもよし、抹茶アイスを食べながら歩くのもよし。楽しみ方は無限に広がります。建物内「豊洲場外 江戸前市場」へ
「目抜き大通り」に平行して建っているのが、3階立ての「豊洲場外 江戸前市場」。ここがメインの建物となっています。1階は車通りに面して飲食店が連なっており、和食店、ラーメン店、忍者の衣装を体験できる施設などが充実。2階が「目抜き大通り」とつながる階で、飲食店やスイーツ店、マグロカツのバーガー店や土産店など、さまざまなタイプの店舗がずらり。そして、3階がフードコートとなっています。子連れには「いちばの広場」が穴場スポット
お子さま連れにおすすめなのは、入口を入ってすぐ左手にある東京都PRコーナー「いちばの広場」。フロア内には豊洲の歴史が分かるパネルが貼られていたり、マグロパズルがあったりと、子どもたちも楽しめるアイテムが充実しています。また、豊洲市場「魚がし横丁」紹介ツアーや、豊洲市場協会がサポートする「マアジのおろし方」、海苔店が主催する「おいしい海苔ができるまで」など、豊洲市場ならではのツアーも開催。もちろん大人も楽しめますが、子どもの夏休みの自由研究にも役立ちそうですね。DATA
豊洲千客万来
<住所>
東京都江東区豊洲6丁目5番1号
<営業時間>
物販・食物販:10〜18時
飲食店:10〜22時(1~2階)、10〜20時(3階)
千客万来足湯庭園:9~22時
※一部営業時間が異なります。詳しくは店舗の公式Webサイトをご確認ください