>6位までの全ランキング結果を見る
2位:三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)
2位は、三鷹市立アニメーション美術館「三鷹の森ジブリ美術館」。『となりのトトロ』や『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』など、日本を代表するアニメーション映画を製作したスタジオジブリの作品の世界観を体験できる美術館です。5つの小部屋で構成され、1本の映画が完成するまでを追う常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」、オリジナル短編アニメーションが公開される映像展示室「土星座」など、館主・宮崎駿さんが“ジブリファンだけがよろこぶ場所にはしたくない”と語る展示は、アニメーションへの新しい見方が生まれてくるような工夫が凝らされています。
回答者からは、「ジブリの世界観がとても魅力的に配置されている」(30代女性/岡山県)、「ジブリのファンで、いついっても感動する展示がしてあるから」(30代男性/東京都)、「癒される」(40代女性/静岡県)などのコメントが寄せられました。
1位:国立西洋美術館(台東区)
1位は、上野恩賜公園内にある「国立西洋美術館」でした。クロード・モネの『睡蓮』やオーギュスト・ロダンの彫刻『考える人』など、中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画やフランス近代彫刻など、およそ6000点の作品を所蔵するコレクションの中から、代表的な作品が常設展に展示されています。2022年春のリニューアルオープン後は、日本で唯一、西洋絵画史の流れを追う展示の枠組みを維持しながら、随所に所蔵品による小規模な展示が組み込まれたり、テーマ性の高いものが解説パネルとともに展示されるなど、さらに見応えのある展示が人気を集めています。
回答者からは、「常設展が充実していて何度行っても飽きないからです」(20代女性/兵庫県)、「多くの美術館が企画展で客を集めるのに対し、国立西洋美術館は常設のみでも十分楽しめるほど著名な作家の作品が多く展示されている」(40代男性/東京都)、「日本の中では、みんなが見たくなる作品が沢山、所蔵されているのではと思います」(50代女性/埼玉県)などの声が集まりました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:福島 ゆき プロフィール
アニメや漫画のレビュー、エンタメトピックスなどを中心に、オールジャンルで執筆中のライター。時々、店舗取材などのリポート記事も担当。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は5年。