高額な費用、社会的な偏見、健康リスク……東京都の独身女性300人に聞いた「卵子凍結」への本音
WDCは東京都の独身女性300人を対象に「卵子凍結の認知度」に関するアンケート調査を実施。卵子凍結を利用・検討している人の割合、検討理由や不安要素などについて聞きました。
「将来のための備え」卵子凍結を検討した理由は?
卵子凍結を「利用したことがある」「利用を検討している」と回答した人に、卵子凍結を検討する主な理由を聞いたところ、「将来の妊娠のための備え」(46.67%)との回答が半数近くを占め、次に「パートナーが見つからない」(33.33%)が続きました。
将来の選択肢を確保するための手段として、卵子凍結が重要視されていることがうかがえます。
「高額」 「社会的な偏見が気になる」の声も
卵子凍結に対してどのようなイメージを持っているか聞いたところ、最も多かった回答は、「高額で手が届かない」(34%)。次に「将来の選択肢が広がる」(24%)というポジティブな回答が続いたものの、「社会的な偏見」や健康リスクや成功率についての懸念も見られました。
調査概要
調査日:2024年5月30日
調査方法:Webアンケート
対象者:東京都在住の20~39歳の未婚女性300人