マンションの購入や売却は、家計に大きな影響を与える重要な決断です。All About ニュース編集部が4月9~10日に実施した調査から、東京都在住の72歳男性に聞いた、マンション購入についてのリアルな体験を紹介します。
2012年に、「4780万円」で3LDKの新築マンションを購入
マンションを購入した理由について、この男性は「定年と同時に賃貸を卒業しようと思った」と語り、購入してよかったことに、「住まいを失わないという安心感が強い」という点を挙げました。現在の世帯年収は、夫が250万円、妻が60万円とのことです。
築12年でも7000万円超で売却できる可能性「異常としか言いようがない」
現在、この男性が購入したマンションは築12年になります。LIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」で、過去3カ月の間に掲載された物件の中から独自に算出した平均価格(2024年6月1日更新)は、東京都江東区の築年数10~15年以内の中古マンション(70平米)の場合、「7293万円」となっています。もし今売却するとしたら、築12年でも、新築購入当時より高値の7000万円超の価格になるかもしれません。
また現在、江東区の3LDK新築マンションは、1億円前後の物件も出てきています。
今のマンション価格の高騰状況に関して聞くと、「異常としか言いようがない」とコメントしました。
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