篠原涼子さん、バカリズムさんが共演するドラマ『イップス』(フジテレビ系)。5月24日放送の第7話では、プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子さんが出演。ラストで圧巻の氷上パフォーマンスを見せ、視聴者を魅了しました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第7話のあらすじ
“書けない”ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原涼子)は、監禁事件以来休養を命じられている“解けない”刑事・森野徹(バカリズム)を気晴らしに誘い、マネージャー・初田豊(勝村政信)の運転で“ぶっ壊し体験”のアミューズメントパークへ。そこで、元フィギュアスケーターの皇真白(村上佳菜子)と出会ったミコは、真白と彼女が指導する倉科吹雪(青山凌大)のファンでもあると言い募り、半ば強引に連絡先を交換します。
後日、真白から連絡を受けたミコ。吹雪もミコのファンで、会いたいと言っているとのこと。喜んだミコは真白が選手たちを指導するスケートリンクを訪問。リハーサルを見学後、真白と共に吹雪がいるトレーニングルームへ。そこで、真白の後任で吹雪のコーチをすることになっていた奥森美音(清水くるみ)の遺体と、傍らにたたずむ吹雪の姿を目撃します。
現場に来た森野の相棒刑事・樋口一之(矢本悠馬)によると、森野にも連絡したが反応がないとのこと。状況から吹雪が犯人とみられる中、はじめから真白に疑惑を抱いていたミコは、森野にスマホのメッセージで助言を仰ぎ、真白のアリバイ崩しに取り掛かります。現場に足を向け、ミコの必死な姿を見た森野は一念発起。2人で決定的証拠も見つけ、真白から自供を引き出します。
署まで同行する前に「最後になるかもしれないから」とリンクで滑りたいと申し出る真白。森野が受け入れると、真白は手塩にかけて育てた吹雪との思い出をかみ締めながら、圧巻の演技を見せるのでした。後日、森野は自身を監禁した坂浦猛(渡辺大知)に面会に行き、坂浦の父の誤認逮捕について頭を下げます。あの事件の真犯人を見つけるため協力してほしいという森野に、坂浦はミコの弟で弁護士の慧(染谷将太)が事件を探っていたと話すと、「あの人、何か隠してます」と告げ——。
村上佳菜子、圧巻のスケーティング&演技に感動の嵐
スケート界の未来のために、才能ある吹雪を厳しくも信念をもって育ててきた真白。彼女の渾身の“作品”である吹雪を色仕掛けで奪った奥森へ向かう憤り、そして吹雪とスケート界への愛と誇りがいたらしめた犯行でした。最後のスケーティングと演技はまさに圧巻の一言。
X(旧Twitter)では、「村上佳菜子ちゃん演技上手くてビックリした。トリックはすごく危うかったけど」「スケートのプログラムの演技めっちゃ感動した」「スケーティング、ハンパなかった!」「ラストの回想とスケートは村上佳菜子さんにしかできないシーン。泣きそうになった」など村上佳菜子さんへの称賛が殺到しています。
また、ミコと森野をイップスにした8年前の事件を追う慧がいったい何を隠しているのか、坂浦の指摘によりますます気になる展開に。そんな慧は誰かの墓参りに行く様子も描かれ、「慧が犯人ってことはないよね?」「慧くんの裏の顔が気になる」「誰の墓参り?両親なのかそれとも違う人?」「8年前ひょっとして裁判官か検察だった?」などのコメントが寄せられています。
第8話では、ゲスト出演者としてアンミカさん、河相我聞さんが登場。イップスの症状から脱却を見せ始める森野とミコが解決する新たな事件とは? 8年前の事件と慧にまつわる謎が明かされるのかも注目です。
『イップス』あらすじバックナンバー
・第6話・第5話
・第4話
・第3話
・第2話
・第1話
この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。