元舞妓・桐貴清羽さん、「すべての女性に言いたい」枕営業について言及「簡単にカラダを許すのは本当にやめて欲しい」

元舞妓の桐貴清羽さんは5月8日、自身のXを更新。枕営業などについて言及し、「性は幸福になるためにあるべき」と主張しました。(サムネイル画像出典:桐貴清羽さん公式Xより)

元舞妓の桐貴清羽さんは5月8日、自身のX(旧Twitter)を更新。枕営業などについて言及しました。

【実際の投稿:桐貴清羽さん、枕営業について言及】

「悪者にされたくない男性は理性を保て」

桐貴さんは「あのね、すべての女性に言いたいのだけど」と切り出し、「向上心とかで、簡単にカラダを許すのは本当にやめて欲しいの」と訴え掛けています。「たしかに、それもひとつの手段かもしれない。仕事のため、夢のためにカラダを許すことで得られるものもあるかもしれない。でもそれって本当に得られる確証はないよね?昭和の時代からもずっと昔からもあったいわゆる"まくら営業"。マジで博打すぎるから。厳しい事を言うようだけれど、本当に欲しい人材(人)には、逆に手を出さないよ大切だから」とのことです。

続けて、「繋ぎ止めるため、怒らせる訳にはいかない相手の行為を断れないみたいな瞬間とかちょくちょくあると思うのね」と女性のことを思いやりつつも、「でもまじで全部断っていいよ」と断言。「体や心だけじゃなくて尊厳まで傷つけられるんだよ」と、望まない性行為は自身の体だけでなく心にも深い傷を残すことを主張しました。

さらに「まともな男はいるし、別の方法でだって夢を叶えられる。迷ったら連絡してくれれば一緒に考えるよ」とつづり、「悪者にされたくない男性は理性を保て。利用されてゴミみたいな扱いされたくない女性は知性を持て」と男女それぞれに言葉を投げ掛けています。最後は「性によって傷つく人が少しでも減るように、毎日祈ってる。性は幸福になるためにあるべきだと、私は思うよ」との言葉で文章を締めました。

コメントでは、「愛人とか若い時にやる人も悲惨だからやめてほしい」「同感ですね。得られるものと失うもの。人生はすべていつでも交換だとしても、枕営業などで失うものは<決して取り戻せないもの>です。それは自尊心です」「過去に痛い痛い経験をしてから見返りを求めて動くのやめた」などの声が上がっています。

「これが舞妓の実態」告発

桐貴さんは、2022年6月に飲酒の強制や性被害にあったと告発して話題を集めました。同月のポストでは「この世から抹消されるかもしれんけど、これが舞妓の実態」題し、「当時16 歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)」と暴露しています。そのような体験をしてきたからこそ分かることが桐貴さんにはあるのでしょう。多くの女性に彼女の言葉が響くことを願ってやみません。
 
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