マックルモア、イスラエル&アメリカを痛烈に批判する新曲公開「この業界で唯一、耳を傾ける価値がある」

ラッパーのマックルモア氏は5月6日、自身のXを更新。イスラエルの非人道的な行いと今のアメリカを痛烈に批判する新曲を発表し、反響を呼んでいます。(サムネイル画像出典:マックルモア氏公式Xより)

ラッパーのマックルモア氏は5月6日、自身のX(旧Twitter)を更新。イスラエルと今のアメリカを痛烈に批判する新曲を発表しました。

【実際の投稿:マックルモア、アメリカを痛烈に批判】

「この曲には素晴らしい歌詞のメッセージがある」

マックルモア氏は「HIND’S HALL. Once it’s up on streaming all proceeds to UNRWA(HIND’S HALL。ストリーミング配信後、収益はすべてUNRWAに寄付される)」とつづり(「UNRWA」=「国連パレスチナ難民救済事業機関」)、動画を1本載せています。

2分49秒の長さの新曲です。パレスチナに対するイスラエルのジェノサイドに抗議する内容となっています。次々とイスラエルの蛮行や体を張って抗議活動を行う人々が映し出され、見た人にかなりのインパクトを与えるのではないでしょうか。

またアメリカもイスラエルに軍事支援をしていることから、自国をも痛烈に批判。「I'm not voting for you in the fall」と、11月に行われる大統領選挙で「ジョー・バイデンに投票しない」という歌詞もあります。

コメントでは、「信じられない。パレスチナ人として感謝している。ありがとう」「この業界で唯一、耳を傾ける価値がある」「白人のラッパーは、DJキャレドがやった以上のことをやってのけた」「素晴らしい」「この曲には素晴らしい歌詞のメッセージがある」と、主に海外から称賛の声が多数上がりました。 

イスラエルは停戦案を拒否

6日、ハマスはカタールとエジプトが提示した停戦案に合意したものの、イスラエル側は拒否。ラファ侵攻の構えを見せるイスラエルに、世界中から非難の声が上がっています。非人道的な行為はいつまで続くのか。我々は声を上げ続けなければいけません。
 
次ページ
マックルモア氏の普段の投稿も見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    日本にとっても他人事ではない「中国スパイ」の脅威。フィリピン元市長の「なりすまし事件」から考える

  • どうする学校?どうなの保護者?

    【変化するPTA】学校に頼らない「PTA会費」の集め方はなぜ大事? 保護者以外からも“寄付”が可能に

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『きみの色』がもっと尊くなる5つのポイント。あえてストレスを避けた「選択を肯定する物語」である理由

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    日欧の「給食指導」比べてみたら……日本は「周りに迷惑をかけない食育」になっていないか?