All About ニュース編集部は2024年3月22日~4月12日、全国の10~70代の男女325人を対象に「元宝塚の芸能人」に関するアンケート調査を実施。その中から、「元宝塚だと聞いて驚いた芸能人」ランキングを紹介します!
>10位までの全ランキング結果
2位:八千草薫
2位には八千草薫さんが選ばれました。1947年に宝塚歌劇団に入団し娘役としてデビュー。在籍中から映画作品でも活躍し、高い人気を獲得します。1957年に退団してからも映画作品への出演が多く、美しいビジュアルと演技力の高さで評価を得ます。またドラマでも活躍し、NHKの大河ドラマをはじめ『岸辺のアルバム』(TBS系)などで国民的な人気を獲得。近年でも『やすらぎの刻〜道』(テレビ朝日系)などに出演して、長く俳優として活動を続けていました。1997年には紫綬褒章、2003年に旭日小綬章を受章。2019年10月に88歳で亡くなるまで、高い人気を維持していました。宝塚歌劇団を退団後に長く俳優として活動していたことで、元宝塚と知らない世代も多いようです。
回答者からは、「日活とかそういったところの出身の役者さんだと思っていた」(神奈川県/50代女性)、「ずっと映画スターだと思っていた」(千葉県/30代女性)、「控えめなお母さん、良妻賢母的なイメージがあり、派手なイメージの宝塚とは解離した印象」(神奈川県/70代男性)といった意見が挙がりました。
1位:はいだしょうこ
1位ははいだしょうこさんです。1998年に宝塚歌劇団に入団し、2001年には星組公演『ベルサイユのばら2001』でエトワールを異例の早さで担当。活躍が期待されながらも、2002年に退団します。退団後は、2003年から『おかあさんといっしょ』(NHK)で、第19代・うたのおねえさんを務め、抜群の歌唱力と明るいキャラクターで大ブレーク。透き通る歌声を聞かせ、コンサートなどでも大活躍します。さらに、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)などのバラエティ番組で、天然ボケなところを見せて人気を獲得。現在は、タレント活動に加え舞台やコンサートで活躍し、さらにYouTubeチャンネル「はいだしょうこの歌とか、、、」も好評。うたのおねえさんのイメージが強く、タレントとしても活躍していることで「元宝塚」と思っていない人が多いようです。
回答者からは、「宝塚はキリッとしているイメージだったので驚きました」(埼玉県/50代女性)、「おっとりした話し方なので、規律や上下関係の厳しい宝塚での生活を乗り越えたとは信じられなかった」(北海道/40代女性)、「宝塚らしくない天然キャラだから」(奈良県/50代男性)といった意見が挙がりました。
※回答者のコメントは原文ママです
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。