1日中テレビをつけっぱなしだと、電気代はどれくらいになりますか? 【専門家が解説】

1日中テレビをつけっぱなしにした場合、電気代はどれくらいになるのでしょうか。「All About」デジタル・家電ガイドの安蔵靖志が解説します。

洗濯物はどれくらいまで詰め込んでOK?
1日中テレビをつけっぱなしにした場合、電気代はどれくらいになる?
バラエティ番組やドラマを見るのが好きで、ほぼ1日中テレビをつけっぱなしにしている人もいるかもしれません。この場合、電気代はどれくらいになるのでしょうか。

「All About」デジタル・家電ガイドの安蔵靖志が解説します。
 

(今回の質問)
家で1日中テレビをつけっぱなしです。電気代はどれくらいになりますか?

(回答)
お持ちのテレビの「年間消費電力量」もしくは「年間電気代」が分かれば、1日中つけっぱなしにした場合の電気代も計算できます。

どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

「年間消費電力量の目安」が分かれば計算できます

電気代を、いわゆる「目安」ではなく自分の視聴時間から計算するためには、お持ちのテレビのカタログもしくは取扱説明書から「年間消費電力量」をチェックする必要があります。年間消費電力量は省エネ法に基づいて表記されるもので、一般家庭での平均視聴時間(5.1時間)を基準に1年間の消費電力量を算出したものです。
 
ちなみに、テレビのカタログや背面には「消費電力(定格出力)」の表記がありますが、これはテレビの最大消費電力を指しているため、実際の使用に即したものではありません。年間消費電力量をチェックするようにしてください。
 
年間消費電力量と1日に視聴する時間が分かれば、1年間、あるいは1日にかかる電気代が簡単に計算できます。
 
計算式は以下の通りです。
 
・「年間消費電力量(kWh/年)」÷「5.1(一般家庭での平均視聴時間)」×「1日あたりの視聴時間(h)」×31(円)
 
この結果を365(日)で割れば、1日あたりの電気代が算出できます。

テレビのサイズ別・実際にどれくらいかかる?

資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2024年4月1日版」によると、年間消費電力量の目安は以下の通りです。
 
・4Kテレビ 50インチ以上……平均199kWh(約5362円)
・2Kテレビ 50インチ未満……平均71kWh(約1921円)
 
これで実際に計算してみると以下の表のようになります。
4Kテレビ・50インチ以上の場合
4Kテレビ・50インチ以上の場合 ※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2024年4月1日版」を基に計算
2Kテレビ・50インチ未満の場合 ※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2024年4月1日版」を基に計算
2Kテレビ・50インチ未満の場合 ※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2024年4月1日版」を基に計算
一般家庭での平均視聴時間は5.1時間というのが年間消費電力量の計算の基準になっているので、16時間だとその3倍以上になり、かなり電気代がかかるのが分かると思います。

実際の電気代を知りたいのなら「スマートプラグ」がおすすめ

実際に使っているテレビの電気代がどのくらいになっているのかを知りたいのであれば、テレビの電源プラグとコンセントとの間に挿して電気使用量を計測し、スマートフォンアプリに表示してくれる「スマートプラグ」がおすすめ。ディスプレイに積算電気使用量が表示される「ワットチェッカー」なども手軽ですが、スマートプラグなら月ごとの電気使用量も表示してくれるので分かりやすいです。
 
おすすめのモデルはSwitchBot「スマートプラグ プラグミニ」です。
 
SwitchBot「スマートプラグ プラグミニ」(画像出典:Amazon)
SwitchBot「スマートプラグ プラグミニ」(画像出典:Amazon
筆者はエアコンの電気使用量を計測するために使っています。
「スマートプラグ プラグミニ」の管理画面
「スマートプラグ プラグミニ」の管理画面
過去消費量の一覧画面
過去消費量の一覧画面
積算の消費電力量は「kWh」で表示されるため、「31円」をかけて計算する必要がありますが、おおよその電気代が分かります。省エネを心がけるために、こういったものを導入して意識を高めてみてはいかがでしょうか。

All About ガイドがすすめるテレビ:ソニー「KJ-55X80L」

ソニー 55V型 4K 液晶 テレビ ブラビア KJ-55X80L Google TV Dolby Atmos対応 ソニー・ピクチャーズの映画1年間見放題付き 8畳以上推奨 2023年モデル
ソニー 55V型 4K 液晶 テレビ ブラビア KJ-55X80L Google TV Dolby Atmos対応 ソニー・ピクチャーズの映画1年間見放題付き 8畳以上推奨 2023年モデル
    
この記事の筆者:安蔵 靖志
ビジネス・IT系出版社で編集記者を務めた後、フリーランスに。記事執筆のほか、テレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。ラジオ番組の家電コーナーの構成なども手掛ける。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • 「正直、日本ってさ…」外国人に聞くぶっちゃけニッポン

    「インフラ、コンビニ、自動販売機」留学中の20代ロシア人男性が感じる、“日本ならでは”の特徴

  • どうする学校?どうなの保護者?

    「PTAがないと保護者は学校や行政に要望できない」はホント? 思い込みが要望の実現を妨げる例も

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    国鉄特急を回顧する写真展を鉄道博物館で開催! 今はなき「絵入りトレインマーク」も展示

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『先生の白い嘘』のインティマシー・コーディネーター不在を改めて考える。「入れれば万事OK」ではない