ホテルニューグランド初の常設店「エスワイル」オープン! モカロールやプレミアムな「ナポパン」も

横浜の「ホテルニューグランド」が、2024年4月29日、初となるホテルショップ「S.Weil(エスワイル) by HOTEL NEW GRAND」をオープン。「モカルーロ」や「ナポパン プレミアム」が新登場。

横浜のクラシックホテル「ホテルニューグランド」が2024年4月29日、ホテルショップ「S.Weil(エスワイル) by HOTEL NEW GRAND(以下、エスワイル)」をグランドメゾン山下公園1階にオープン。内覧会にお招きいただきましたのでリポートします(画像は内覧会にて筆者撮影)。

店名の「S.Weil(エスワイル)」について

店名は、ホテルニューグランドの初代総料理長・サリー・ワイルのニックネーム
店名は、ホテルニューグランドの初代総料理長・サリー・ワイルのニックネーム

場所は、ホテルニューグランド本館の裏側、水町通りと海岸教会通りの間に位置します。

店名の「エスワイル」は、ホテルニューグランドの初代総料理長、サリー・ワイル(1897年、スイス生まれ)のニックネーム。1927年ホテルニューグランドの開業にあたり、パリのホテルより招聘(しょうへい)され、30歳の若さで初代総料理長に就任しました。

店内に飾られている、初代料理長・サリーワイルの写真
初代料理長、サリー・ワイルの写真が店内に飾られている

本格的なフランス料理と独自のサービスを日本に持ち込み、メニューに「コック長はメニュー以外のいかなる料理にもご用命に応じます」と記し、お客さまの要望に合わせてさまざまな料理を作って提供したと伝えられています。1973年、勲五等瑞宝章を授かり、日本における「西洋料理の父」と呼ばれています。

サリーワイルの弟子が開業した洋菓子店の名前が「エスワイル」だった
サリー・ワイルの弟子が開業した洋菓子店の名前が「エスワイル」だった

このサリー・ワイルのもとでベーカリーシェフをつとめた大谷長吉氏が1951年、東京・銀座にフランス菓子専門店を開業します。その店名が「エスワイル」。師匠のニックネームを店名に冠したのです(同店は移転後、惜しまれつつ2011年に閉店)。

新たなホテルショップはこの弟子が開いた洋菓子店の店名を受け継ぐとともに、サリー・ワイルへの敬意を表し、「S.Weil(エスワイル) by HOTEL NEW GRAND」とネーミングされました。

コンセプトは「やわらかな正統派」

中央カウンターは本館の大階段をイメージし、愛知県常滑市・水野製陶園にて手焼きタイルをオーダーメードしたものを使用
中央カウンターは本館の大階段をイメージし、愛知県常滑市・水野製陶園にて手焼きタイルをオーダーメードしたものを使用

「エスワイル」のコンセプトは「やわらかな正統派」。日本の西洋料理に自由と革新をもたらしたサリー・ワイルの功績と技を受け継ぎ、今の時代に寄り添う、食とライフスタイルを提案します。

サリー・ワイルの横顔がロゴマークに
サリー・ワイルの横顔がロゴマークに

ロゴマークに描かれているのは、サリー・ワイルの横顔。現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』のメインビジュアルを担当したデザイナー三宅瑠人氏・岡崎由佳氏が手掛けたものです。

革新に満ちた若きシェフへの尊敬の念と、1927年のホテル開業時より長きに渡り伝統の味を受け継ぐホテルの食への思いが込められています。

S.Weilブランドの商品とホテルニューグランドの商品、2つのブランドで展開
S.Weilブランドの商品とホテルニューグランドの商品、2つのブランドで展開

「エスワイル」では、新たなS.Weilブランドの商品(洋菓子、パン、コーヒー&ティー)と、ホテルニューグランドの商品(パン、冷凍食品、レトルト、焼き菓子、ギフトなど)の2つのブランドで展開します。これだけの商品を集めた常設店は初となります。

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人気の「ナポパン」が進化し、よりプレミアムに
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