タブレットなどのデジタルガジェットに詳しい「All About」ガイドの太田百合子が解説します。
(今回の質問)
Apple Store、家電量販店、ネット通販など、さまざまな購入方法がありますが、iPadやMacBookはどこで買うべきでしょうか?
(回答)
iPadやMacBookの新製品は、Apple Storeのほか、大手家電量販店や大手ECサイトでも、基本的には価格が変わりません。セールやキャンペーン、ポイント還元などをうまく活用しましょう。また整備済品や学生、教育機関向けの特別な販売もあります。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
どこで買っても価格はほぼ横並びです
アップルの製品は価格管理が厳しく、Apple Storeではもちろん、大手家電量販店や大手ECサイトなど、どこで買っても価格はほぼ横並びというのが前提となっています。とはいえ、比較サイトなどでMacの価格を調べると、他製品ほどの落差はないものの、店舗によって価格差があることが分かります。また、オークションやフリマアプリ等で、比較的安価に売られている新製品も見かけます。価格管理が行き届いていない、こうした店舗、サービスを利用する場合は、製品の構成や購入後の初期不良対応などについて、しっかり確認するようにしましょう。
また、安心して購入ができる大手家電量販店や大手ECサイトでも、クーポン、セール、ポイント還元などで差別化しています。こうした施策を上手に活用することも、安く買うコツと言えるでしょう。
キャリアのプログラムやApple Storeでも安く手に入れることが可能?
最新のiPadのセルラーモデル(SIMカードを入れてモバイル回線に接続できるモデル)の中には、キャリアが提供する購入プログラムの対象となっている製品もあります。キャリアによって多少の違いはありますが、割賦払いで購入し、一定期間支払い後に端末を返却することで、残りの支払いが免除されるというプログラムです。支払期間は1~2年で、早いタイミングで新機種に買い換えるつもりなら、お得に購入できるしくみになっています。またApple Storeオンラインでは、認定整備済製品も販売されています。これは一度販売されたものの、何らかの事情で返品されたり、不具合のあった製品を再整備し、販売するもの。常時ラインアップがそろっているわけではありませんが、初期不良対応済みということなので安心して購入できる上、価格も最大15%引きと安価になっています。通常の新製品同様、1年間の保証もありますしAppleCareにも加入できます。欲しいタイミングで希望の製品があればラッキーくらいの気持ちで、のぞいてみるといいでしょう。
このほかApple Storeオンラインでは、大学生、高等専門学校、専門学校生や予備校生、教育機関の教職員などを対象に、製品を学割価格で購入できるしくみも用意されています。UNiDAYSというサービス経由で利用できますので、該当する場合はチェックしてみてください。
この記事の筆者:太田 百合子
3度の食事と同じくらい、デジタルガジェットが大好物なスマホ女史ライター。あれこれ自腹買いして試した知識と経験をもとに、デジタルが苦手という女性や初心者の方にもわかりやすく、スマートフォン・タブレットの選び方・楽しみ方を紹介します。
3度の食事と同じくらい、デジタルガジェットが大好物なスマホ女史ライター。あれこれ自腹買いして試した知識と経験をもとに、デジタルが苦手という女性や初心者の方にもわかりやすく、スマートフォン・タブレットの選び方・楽しみ方を紹介します。