All About ニュース編集部が実施した調査から、ファンに深掘りした横浜流星さんの魅力を紹介します。
「一目見ると目が離せない容姿とオーラ」
今回お話を聞いたのは、北海道在住の61歳女性。まず、横浜流星さんの魅力を聞くと、「一目見ると目が離せない容姿とオーラ」だといいます。具体的には、「まず、一目見ると目が離せない容姿とオーラを持っているところ。そのオーラの秘密は、たぶん、彼がこれまで歩んできた道なんだと勝手に想像します」とのこと。
「空手でジュニアの世界一になり頂点を駆け上った人が、右も左も分からない芸能界に入って自分はただの人だということを知り、初めて挫折してからの上り方が世界チャンピオンというか、絶対本物になるという強い意志が感じられ、それがあの容姿と相まって美しいのだと思います」と続けました。
ファンだけが知っている横浜流星さんの一面を聞くと、「よく瞑想し、何時間も瞑想し続けるところです」と教えてくれました。
努力を惜しまない姿に「日本も捨てたもんじゃない」
そんな横浜流星さんに救われたと思う瞬間は、「救われたといいますか、横浜さんがインタビューで、『イケメン俳優ははいて捨てるほどいるから、自分は本物の俳優になる』と言ったことがとても胸に響きました」とのこと。「こんなに美しい人が、本物になるために努力を惜しまないこと、結構な汚れ役に出続けているさまを見ると、私も少しは努力しなきゃいけないなとつくづく思います。嫌な役を演じることで女性ファンが離れても一向に構わないという心意気に、日本も捨てたもんじゃない、気概のある若者もいると感動しました」と語りました。
「俳優としての横浜さんに強く惹かれました」
横浜流星さんを好きになったきっかけを尋ねると、「きっかけはテレビドラマの『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』の飼育員さんです」とのこと。2020年に放送されたテレビドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』(日本テレビ系)では、横浜流星さんは清野菜名さんとダブル主演を務め、メンタリストNとして活躍する森島直輝役を演じました。
「ストーリーは荒唐無稽で、横浜さんは復讐を目的に非人間的なことを清野さんなどにし続けます。しかし、主演2人の清々しさというか純粋さがリアリティーを生み、せつない恋愛ものに見えてきて、最終回は悲しくも希望を持たせるものでもあり感動しました。メンタリストとして活躍するも父親の復習に燃える飼育員さんという複雑な役柄を、冷徹さとせつなさで放っておけないキャラクターに昇華させ、俳優としての横浜さんに強く興味を持ちました。というか惹かれました。演技力というのではなく、主演俳優としての存在感を余すところなく発揮していました」と続けました。
「ファンなら目を覆いたくなる見た目ですが、よくぞ出たなと」
横浜流星さんの演技が特によかったと思うテレビドラマを尋ねると、「主演ではないのですが、サッカー選手の役で出演している綾野剛さん主演の『オールドルーキー』です」と回答。2022年放送のテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)では、横浜流星さんが1話と最終話にサプライズ出演したことが、SNS上でも話題となりました。
「海外のクラブに在籍したスター選手で、実は綾野剛は先輩なのですが、立場を利用して結構わがままな条件を出して綾野さんを困らせるという役でした。確か最後にも出てきたのですが、軽く颯爽と、またリアルに演じ、こんな役もできるのかとその演技力に驚きました。綾野さんもつわもので大好きな俳優ですが、横浜さんは一歩も引かず、やっぱり役者としてのオーラを放っていたと思います」といいます。
また、横浜流星さんの演技が特によかったと思う映画作品は、『ヴィレッジ』とのこと。2023年に公開された社会派サスペンス映画『ヴィレッジ』で横浜流星さんは主演を務め、ワイルドなひげ姿が注目を集めました。
「横浜流星ファンなら目を覆いたくなるほどの見た目と役柄ですが、よくぞ出たなと思います。壮絶ないじめを受け続けた男で、救いようのない環境に置かれていましたが、黒木さん演じる美咲が現れた時は、主人公同様に救われたと思いました。それほどすごい映画でしたし、この役を演じ切ったなと感心しました」と話しました。
横浜流星「入門編」としておすすめの作品は?
横浜流星さんが気になっている人に「入門編」としてまず見てほしいテレビドラマを尋ねると、『初めて恋をした日に読む話』と回答。理由は、「やはり、彼がブレークしたきっかけとなった作品で、ピンクの髪の不良高校生がとても魅力的でした。あまりのかっこ良さにびっくりしましたし、大人ぶっている子どもというか、でも、真っ直ぐで、主人公の順子を変えていくキーパンソン役がはまり役でした」といいます。深田恭子さんが主演を務める2019年放送のテレビドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)では、深田恭子さんが演じる塾講師の教え子、ピンク髪がトレードマークの男子高校生役を演じました。
また、「入門編」としてまず見てほしい映画作品は、『線は、僕を描く』とのこと。「女性目線では、吉高由里子さんの恋人役を演じた『きみの瞳が問いかけている』と言いたいところですが、こういう横浜さんを見てみたかったと思ったのが『線は、僕を描く』です」と話します。
理由は、「共演の三浦友和さんも、青山役は横浜さんとは違うのではないかと最初思ったそうで、私もまったく同じでした。文系の役は違うかなと思ったのですが、水墨画もスポーツと同じようにアクティブで、それに純粋に惹かれていくさまがまさに青春映画然としてとても爽やかでした。やはり横浜さんが演じるとリアリティーが出るのだと思います」と話しました。
2022年に公開された横浜流星さん主演の映画『線は、僕を描く』。同名の青春小説が原作の作品で、水墨画の魅力に引き込まれていく主人公を演じました。
横浜流星の共演者として「相性が良いと思う俳優」
横浜流星さんの共演相手として「相性が良いと思う俳優」は、「佐藤浩市さん」。「映画『春に散る』で共演していて、とても相性が合うと思いました。ボクシングを通じて共鳴し合う姿が、演技を通して共鳴する2人の姿に重なるような気がしました。親子役も合うと思うので、ぜひ共演してもらいたいです」とのこと。ほかには、「清野菜名さん」。理由は、「『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う』の2人がとても相性が良かったと思うからです。飼育員さんに調教される清野さんがかわいくて面白くて、横浜さんのクールさを引き立たせるからです。2人ともアクションが得意なところも合っていると思います」と話しました。
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