「外干し」VS「部屋干し」、多数派は「外干し」に!
「外干し」派に理由を聞くと、「光熱費はかからないし、カラッと乾く。部屋干しの嫌な臭いもしない」(50代女性/神奈川県)、「乾きも早いし洗濯物がパリッとして気持ちいい」(30代女性/愛知県)といった声が。光熱費や乾きの早さ、臭いといった点が外干しを選ぶ決め手となっているようです。
一方「部屋干し」を選んだ人からは、「天候や花粉に左右されることなく干すことができる」(20代女性/広島県)、「防犯対策のために部屋干ししています」(10代女性/神奈川県)といったコメントが。天気や花粉など、予測が難しい要素にも対応できることが、部屋干しを選ぶ理由のようでした。
2つの調査から分かるように、「外干し」「部屋干し」にはそれぞれ異なる長所があり、解消できる悩みも異なります。ここからは、それぞれの方法のメリット・デメリットについて、回答者からのコメントを交えながら深堀りしていきましょう。
イヤな臭いはしないけど……天気や花粉が気になる「外干し」
●スピーディーに乾き、イヤな臭いがしない
「カラッと乾いて気持ちが良い」(30代女性/福岡県)など、「乾きの良さ」に言及するコメントが多く集まりました。晴れた日に洗濯物を外干しすることでスッキリと乾き、生乾きのイヤな臭いも抑えられるため、気持ちよく衣服を着用できそうです。
●電気代の節約になる
「電気代をかけずに乾かすことができる」(30代女性/熊本県)と、電気代の節約をメリットとして挙げる声も目立ちました。
一方、外干しには以下のデメリットがあるという声も挙がりました。
●花粉や黄砂、害虫などがついてしまう
「花粉や黄砂の時期は外干しすると影響が出ます」(40代女性/奈良県)といった声もあるように、飛散物や害虫が付着してしまうのは外干しのデメリットの1つ。中には、「カメムシが靴下の中に入っていて、それを履いてしまったことがある」(40代女性/兵庫県)といった恐ろしいエピソードも……。対策として、「無害の虫よけ」「空間用虫よけ」を使用しているという人もいるようです。
●天候の影響を受けやすい
突然の雨やひょう、強風など、天候の変化はなかなか予測が難しいもの。外干しはこれらの影響を受けやすい点もデメリットの1つです。回答者からも「急な雨でびしょ濡れになり洗濯し直した」(40代女性/栃木県)といったエピソードが寄せられました。少しでも影響を受けないようにと、天気予報をこまめにチェックしている人も多いようです。
上記のほかにも、「防犯面が不安」「取り込む際の移動が手間」とった声も挙がりました。
電気代がかからず、気持ちよく衣類を着用できる点は外干しの魅力。一方、天気や害虫、花粉など、予測が難しい要素に影響を受けやすいという短所もあるようです。