本記事ではその結果とともに、パナソニック エアーマイスター 福田風子さんによるエアコンの正しい冬じまい方法を紹介します。
年間で1万円以上お得に? 真夏の冷房運転も左右する、今やりたいエアコンのお手入れとは
エアコン「Eolia(エオリア)」を製造販売するパナソニックは3月13日、「冬のエアコン使用実態」に関するアンケート調査の結果を発表。その結果とともに、同社エアーマイスター 福田風子さんによるエアコンの正しい冬じまい方法を紹介します。
2024.03.29
春の暖かさを感じる日もあり、徐々にエアコン暖房を使う機会が少なくなってきている人もいるかもしれません。そのような時期だからこそ、節電と夏場の快適性のため、エアコンを正しくお手入れすることが重要です。
エアコン「Eolia(エオリア)」を製造販売するパナソニックは3月13日、20~60代の男女577人を対象に行った「冬のエアコン使用実態」に関するアンケート調査の結果を発表(調査期間:2024年2月2~9日)。
本記事ではその結果とともに、パナソニック エアーマイスター 福田風子さんによるエアコンの正しい冬じまい方法を紹介します。
エオリアユーザーの利用データをもとに2023~2024年の冬のエアコン利用時間を調査すると、全国で最も暖房利用時間が長かったのは秋田県で、1日平均7.97時間、1カ月平均242.20時間となりました。
また、2022~2023年の冬と比べたエアコン利用時間の減少分を算出したところ、こちらも秋田県が1日平均マイナス0.72時間、1カ月平均マイナス21.56時間となり、全国1位という結果に。全国的に昨冬と比べてエアコンの利用時間は減少しているといいます。気象庁によれば、この冬は全国的に気温が高く、1898年の統計開始以来、2020年シーズンに次ぐ暖冬だったとのことで、その影響が感じられる結果となりました。
「2024年の冬、例年に比べて暖房の利用開始時期は変化したか」と聞くと、「やや遅かった」が26%、「かなり遅かった」が13%と、39%の人が例年より暖房の利用開始が遅れていたことが分かりました。「変わらない」と回答した人も39%なことから、2024年の暖房利用開始時期は例年並み、あるいはやや遅れている場合が多いといえそうです。
一方で、「2024年の冬は例年に比べて電気代はどう変化したか」と聞くと、「かなり高くなった」が11%、「やや高くなった」が33%と、44%の人が電気代が高くなったと回答。電気代は2024年も各家庭を悩ませていたようです。
エアコン利用時に欠かせないのが、定期的なお手入れ。メーカーは目安として2週間に1度程度のお手入れを推奨していますが、「2023年11月~2024年2月にどれくらい自宅のエアコンのフィルター掃除をしたか」と聞いた調査では、「2週間に1回以上」と答えた割合はわずか5%でした。一方で、「まったくしていない」と回答した人がほぼ半数の49%いることが分かりました。
本記事ではその結果とともに、パナソニック エアーマイスター 福田風子さんによるエアコンの正しい冬じまい方法を紹介します。