ラッキーキャットや『ベルサイユのばら』、干支(えと)にちなんだものなど、個性あふれるアフタヌーンティーを提供してきた東京・六本木の「グランド ハイアット 東京」。2024年3月からは、「色彩の魔術師」として活躍したフランスの巨匠・マティスをテーマとした、新たなアフタヌーンティーブッフェが始まっています。
ご近所、国立新美術館のマティス展を記念
なぜマティスなのか? この答えは、グランド ハイアット 東京から歩いて10分ほどのところにある美術館、国立新美術館で「マティス 自由なフォルム」が開催されているからです。 今回のブッフェは、この展覧会を記念して企画されました。「マティス 自由なフォルム」展はこの切り紙絵に焦点を当てた日本初のもので、切り紙絵の代表作『ブルー・ヌードIV』や、この展覧会のために修復され日本初公開となる大作『花と果実』などが来日しています。
色鮮やか! 野菜いっぱいヘルシーなブッフェ
ブッフェには、展覧会の目玉の1つである大作『花と果実』をイメージしたスイーツとセイボリー(甘くないメニュー)が並びます。展覧会の会期にあわせ、前半は桜&ストロベリー、後半は抹茶&ピスタチオがテーマです。【スイーツ】
・フラワーバニラムース
・桜とホワイトチョコレートのムース
・桜&ストロベリーショートケーキ
・桜パリブレスト
・ストロベリータルト
・桜クレームダンジュ
・桜&ストロベリーゼリー
【セイボリー】
・ラタトゥイユのキッシュ
・パテ・ド・プロヴァンサルのイベリコハムロール いちご バジルクリーム
・スモークサーモンムースのタルトレット 桜エビを添えて
・低温調理したチキンブレスト いちご 桜マヨネーズのサンドイッチ
・カラフルベジタブルスティック 桜クリームチーズのディップ
【スコーン】
・プレーン
・桜
・クロテッドクリーム/ストロベリージャム
ロサンゼルス発のプレミアムオーガニックティーブランド「ART OF TEA」の紅茶(カフェラテやカプチーノなどもあり)
4月16日(火)~5月27日(月)の後半「抹茶&ピスタチオ」のブッフェでは、『花と果実』の中でも新緑を思わせるグリーンやブルーに注目して、新茶のシーズンである抹茶や、ピスタチオなどを使ったメニューが並ぶそうです。
美術館からホテルの心地よい徒歩10分
筆者は国立新美術館で展覧会を鑑賞したその足でグランド ハイアット 東京へ向かいましたが、今見てきたマティスの作品群に思いを巡らせながらの徒歩10分がとても心地よく、到着した先でまた彼の世界観と再会できて、充実の“マティスデー”を過ごすことができました。マティスの世界にどっぷり浸かりたい人、あるいはマティスの色彩に興味ある人の入口に、グランド ハイアット 東京のスプリング アフタヌーンティー ブッフェ、おすすめです!
〈DATA〉
グランド ハイアット 東京
【マティス展開催記念】スプリング アフタヌーンティー ブッフェ
・第1期 桜&ストロベリー
期間:2024年3月1日(金)~4月15日(月)
・第2期 抹茶&ピスタチオ
期間:2024年4月16日(火)~5月27日(月)
時間:15:00~17:00(最終入店 15:30)
※平日120分、土・日・祝日90分制
料金:平日5940円/土・日・祝日7590円(税込、サービス料15パーセント別)
この記事の執筆者:藤丸 由華 プロフィール
東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約30年、東京にこだわった取材を敢行。取材した都内のスポットは2000以上。2008年に独立し、現在はAll About東京ガイド、フリーアナウンサー、2足のわらじで活動。