格闘家でYouTuberのシバターさんが3月6日、自身のYouTubeチャンネル「PROWRESTLING SHIBATAR ZZ」で動画を更新。『朝倉未来から訴えられる事になりました…』と出した動画ですが、何があった?
【実際の動画:シバター、朝倉未来の事務所動画に「訴えてみろよ」】
川口春奈さん似の大森ひかるさんを紹介
事の発端は4日に格闘家の朝倉未来選手が代表を務めるタレント事務所「MAPROMOTIONS」に所属する11歳の大森ひかるさんを、自身のサブチャンネル「ふわっとmikuruチャンネル」で紹介したことがきっかけでした。
大森さんと雑談をするという内容で、俳優の川口春奈さん似の大森さんは、髪も染めているからか小学5年生には見えない大人っぽい印象を受けます。動画内で朝倉選手は、「好きな子はいるんですか?」「パパ活する人の気持ちが分かった」などと発言したこともあり、大森さんのかわいさを称賛する声が多く上がった反面、「完全にセクハラ」「小5の前でパパ活発言はダメだろ」「未成年預かること、軽く見てるんじゃないか」と厳しい声も上がりました。
MAPROMOTIONS、誹謗中傷は「訴えていく」
これを受けて同日、シバターさんは「朝倉未来、気持ち悪い」「小さな子どもを使って金もうけをするんじゃない」など痛烈な批判動画をYouTubeで公開。翌5日、今度は同社のマネージャーである伊師美和さんが自身のYouTubeチャンネル「伊師チャンネル」で動画を更新(※現在は非公開)。シバターさんに向け、思うことがあれば「直接連絡するとか」と苦言を呈しています。
また、動画内でシバターさんが発言した「芸能事務所に入れる親の気が知れない」について、「ひかるにとってストレスになる可能性がある」「そもそもクリエイターにもしっかりお金が入るよう事務所の取り分を少なくしてっていう風な契約」と話し、今後、シバターさんの動画を含めた誹謗(ひぼう)中傷については、「会社として訴えいく方針」であると明かしました。
なお、動画のコメント欄で伊師さんは「直接シバターさんに連絡せず動画を出したのは、シバターさんへの最終警告とこの件を例として今後の注意喚起の意味」「また全面的な賞賛・肯定以外を受け入れないということでもありません」「思うことがあっても相手が傷つく可能性がある言葉は投げかけないでくださいというお願い」と発信しています。
「お前らの金もうけであることに変わりはない」
6日、シバターさんはYouTubeで動画を公開。一連の経緯を説明した後、伊師さんの直接連絡という件について、「じゃあ、お前もメール送れや」と応戦。「取り分を少なく」という発言についても、「お前らの金もうけであることに変わりはない」「否定できてない」と話し、小学5年生を「商品としてお金もうけする」ことは「倫理的に俺はどうなのって思う」と見解を述べています。
また、YouTube歴は約10年、配信は2009年から始めているというシバターさんは「酸いも甘いも見てきた」とコメント。これまで破滅へ向かった活動者たちの事例を交えながら、「小学校5年生の女の子がインフルエンサーみたいなね、世界にどっぷり足を付けてですね。今後の人生に大分影響ありますよ。本人がどうしても始めたくて勝手に始めたっていうならまだしも、親が入れてとか事務所の周りがプッシュしてっていうのはちょっと違う」とまとめ、最後に伊師さんに向かって、「訴えられるもんなら訴えてみろよ」「俺は戦うぜ」とメッセージを送りました。
この動画には、「子供の芸能活動の全てが悪い訳じゃない」「最初からシバターが動画あげなければ、こんな問題にならかなった」と否定的な声が上がる一方、「この件に関してはシバターの意見に賛同」「ガチ正論すぎる」「徹底的にやってくれ」「子を持つ親の発言は説得力ある」「業界が長いだけあって言葉の一つ一つに重みを感じる」など、共感の声が相次いでます。