洋菓子ブランド「ユーハイム」が、横浜の老舗レース店「近沢レース店」のレースハンカチとのコラボレーション商品を2024年3月4日から発売。実は「ユーハイム」の創業地は横浜。創業100年超の横浜で創業した老舗企業同士初のコラボレーション商品に注目です(画像は全て提供)。
横浜創業の老舗ブランドが初のコラボレーション
現在は神戸に本社を構えるユーハイムですが、創業の地はなんと横浜で、1922年に開店しました。しかし翌1923年9月に関東大震災に遭い、同年11月、避難先の神戸で新たな店を開いたことが、今の神戸元町本店へとつながっています。
そんなユーハイムの看板商品「バウムクーヘン」に並ぶ定番が、焼き菓子を詰め合わせた「テーゲベック」です。ドイツ語で「お茶菓子」という意味で、ナッツ、ジャム、チョコレートなど、見た目も食感も全て異なるビスケットが入っています。その製造には職人の手作業が欠かせないといいます。
今回のコラボレーションでは、そんなお菓子の数々を、横浜で100年を超える老舗レース店、近沢レース店がレースタオルハンカチで表現しました。
3センチ幅のレースに3つの焼き菓子が!
タオルの縁から3センチにも満たない幅の中に、テーゲベックの中でも人気のハート形のパイ「パルミエ」、手作りジャム入りの丸い「ベリージャム」、オリジナルチョコを使った四角い「チョコミックス」をかたどったレースがリズムよく並んでいます。
また、レースとタオルをつなぐ縫製部には「ユーハイム」の文字が刺しゅうされており、思わずクスッとほほ笑んでしまうようなハンカチに仕上がっています。
こうした縫製作業のできる職人は日本に6人しかいないとのこと。愛らしいハンカチの中に、レース職人、タオル職人、そして縫製職人の技が詰まっています。