「全国あこがれの温泉地」ランキング! 2位「草津温泉」、1位は?

じゃらんリサーチセンターは2023年8月16~30日の期間、旅行サイト「じゃらんnet」の会員1万6107人を対象に、温泉地利用に関するアンケート調査を実施。全国あこがれの温泉地1位に輝いたのは、どこだったのでしょうか?

寒い季節の旅先に人気の温泉観光地。そんな中、じゃらんリサーチセンターは温泉地利用に関するアンケート調査の結果を発表しました(2023年8月16~30日の期間、旅行サイト「じゃらんnet」の会員1万6107人を対象に実施)。

今回で18回目となる「じゃらん人気温泉地ランキング2024」の中から、この記事では「全国あこがれの温泉地」ランキングを紹介します!

>50位までのランキング結果を見る

第2位:草津温泉(群馬県)

草津温泉(群馬県)
草津温泉(群馬県)
東京から電車や高速バスなどを使って3~4時間ほどでアクセスできる草津温泉。「日本三名泉」に数えられるほか、自然湧出量は日本一を誇ることでも知られます。観光スポットも多く、大量の温泉が自然湧出している湯畑や西の河原公園などが有名です。

この結果について、じゃらんリサーチセンター研究員の五十嵐大悟さんは以下のように解説しています。

「地域全体として首都圏の若年層をメインターゲットとし、湯畑を中心に景観整備などが行われてきましたが、近年は周辺地域の開発や混雑緩和のための交通路整備にも注力しており、戦略をもった継続的開発が、幅広い層の支持を得ることにつながっているものと考えられます」

第1位:乳頭温泉郷(秋田県)

乳頭温泉郷(秋田県)
乳頭温泉郷(秋田県)
十和田八幡平国立公園内にそびえる乳頭山。乳頭温泉郷はその麓に点在する7つの温泉、通称「七湯」の総称です。七湯は独自に源泉を持ち、その数は10種類以上。そのため、多種多様な泉質がそろうのが魅力です。

この結果について、五十嵐さんは以下のように解説しています。

「乳頭温泉郷エリア内のコンテンツとしては自然環境、温泉、宿泊施設、提供される郷土料理などが中心となるが、それらが現代にも残る秘湯・湯治場としての「温泉」のイメージにつながり、高い満足度を得るに至っているものと考えられます」


この記事の筆者:柿崎 真英 プロフィール
2019年よりフリーランスライター・エディターとして活動。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを持つ。現在はローカルメディアでの活動を中心に、エンタメ・トレンド記事なども執筆。
次ページ
50位までのランキング結果を見る
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    アニメ映画『ふれる。』で“20歳の青年”を主人公にした意味は? 挑戦的かつ優しい3つのポイントを解説

  • 「正直、日本ってさ…」外国人に聞くぶっちゃけニッポン

    「ラーメンやすき焼きのお店まで……」30代グアテマラ人男性が語る、出身国で流行している日本の食文化

  • AIに負けない子の育て方

    学校から暗に退学を勧められ…。中学受験に無事合格も、彼らが「転校」を余儀なくされた理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    江ノ電、“史上初”人気ブランドとのコラボ制服が話題! 「鎌倉高校前駅」の駅名標やホームも大変身