横浜元町に本店を構えるパン店「ポンパドウル」の創業当時からの人気ナンバーワン商品は「チーズバタール」。その発売日を記念し、2024年2月23日限定で「チーズバタール誕生祭」を全店(定休日の銀座店除く)で開催します(画像は全て提供)。
チーズバタール誕生秘話
ポンパドウルの「チーズバタール」はフランスパンの中に角切りチーズを入れて焼きあげたロングヒット商品。その誕生は1969年の創業時にまでさかのぼります。
ポンパドウル創業に当たり、ヨーロッパからフランスパンとデニッシュの職人を招聘(しょうへい)し、本場のパン作りを伝承しました。看板商品のフランスパンは使用する小麦粉の選定から配合、熟成時間など試行錯誤を重ねました。
しかし、まだ日本ではフランスパンはなじみがなく、受け入れられない状況でした。試食や商品開発を続ける中、フランスパンにチーズを挟んだサンドウィッチが好評を得たことから、同社の創業者は「チーズを練りこんだフランスパン」を思いつきます。
フランスから来たパン職人に相談すると「フランスパンにチーズを練りこむなんて邪道です」と一蹴されましたが、それを押し切る形で誕生しました。「チーズバタール」のヒットにより、フランスパンのおいしさが伝わり、他のフランスパンも売り上げを伸ばしました。
「チーズバタール」がおいしい理由とは
創業から50年を超えてもなお、「チーズバタール」の人気は衰えることがありません。愛される理由は、ベースのフランスパンがおいしいから。毎日、職人が仕込みから6時間かけて焼き上げています。
そのポンパドウル自慢のフランスパン生地に、4種類のチーズ(チェダーチーズ、サムソーチーズ、エメンタールチーズ、ゴーダチーズ)をブレンドしたものが練りこまれています。
2月23日の「チーズバタール誕生祭」では、通常税込777円のチーズバタールが感謝価格の税込648円で提供されます。ハーフサイズもありますが、そちらは通常価格となりますのでご注意を。
「1個は大きくて食べきれない」と思われる人も安心してください。冷凍保存も可能です(7~10日間)。食べやすいサイズにスライスしてラップでぴっちり包み、ジッパー付きのストック用袋などで密封し冷凍してください。食べる際は自然解凍あるいは軽くトーストしてください。