Q. メルカリに出品する商品の傷や汚れを撮影するポイントは?【メルカリのプロが解説】

メルカリに出品する商品に傷や汚れがある場合は、ユーザーにしっかりと伝える必要があります。どのように撮影をすれば、分かりやすく伝えられるのでしょうか。この記事で写真撮影のポイントについて「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説します。

メルカリに出品する商品の傷や汚れなどを分かりやすく撮影する際のポイントは?
メルカリに出品する商品の傷や汚れを撮影するポイントは?
メルカリに出品する商品に傷や汚れがある場合は、ユーザーにしっかりと伝えないと、後々クレームを受けることになりかねません。どのように撮影をすれば、分かりやすく伝えられるのでしょうか。この記事で写真撮影のポイントについて「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説します。
 

(今回の質問)
メルカリに出品する商品に傷や汚れがありました。分かりやすく撮影する際のポイントを教えてください。

 

(回答)
傷や汚れは正直に伝えるべき部分なので、汚れている場所が分かるようアップで撮影しましょう。

以下で詳しく解説していきます。

「ダメージ」は必ず伝えよう

メルカリに出品する商品には、何らかのダメージがある場合も少なくありません。ダメージがあると販売価格が下がるので隠したい気持ちも分かりますが、隠したところで結局バレてしまいます。そうするとクレームを受けることになりますし、「対応が悪い」とマイナス評価になる可能性もあります。

では、商品のダメージをどのように撮影すればよいのでしょうか。洋服についた汚れを例にして、撮影のポイントを解説していきます。

ポイント1. 傷や汚れをアップで撮影する

傷や汚れのアップの写真
傷や汚れのアップの写真
商品の汚れの色や形が分かるように、汚れをアップにした画像を掲載しましょう。また、傷に関しては形状や深さも伝えたいところ。写真のほかに「黒いシミがついています」など商品説明にも明記しましょう。

ポイント2. ダメージの箇所が分かるように撮影する

ダメージがどこにあるのかがわかる写真
ダメージがどこにあるのかが分かる写真
ダメージがどこにあるのか分かりやすく撮影するには、少し遠くから撮るとよいです。例に出した洋服の場合、裾に汚れがあります。汚れと裾が写るように撮影すれば、左側に汚れがあることも分かります。

ポイント3. ダメージの大きさは“比べるもの”を活用

ダメージの大きさは、わかりやすいものと比較した写真を使う
ダメージの大きさを100円玉と比較
傷や汚れの大きさは、比較しやすいものを並べましょう。写真は100円硬貨を使っています。ほかにペットボトルのキャップなども活用できます。

汚れの原因を聞かれることもある

時々、汚れの原因を質問されることがあります。筆者自身もコメントで質問を受けたことがありますが、その時は「お風呂のカビ取りがついてしまい、色が抜けたような感じです」と回答しました。

購入する側としては、汚れが落とせるかどうかが気になるのでしょう。カビ取り剤による変色は落とすことはできませんが、例えば調味料のシミなら落とせる可能性も出てきます。そうなると購入につながることもありますから、汚れの原因は覚えておくとよいでしょう。

この記事の筆者:川崎 さちえ
ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。  
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