『大奥』第1話 “家治”亀梨和也、初回からツンデレ全開! 「女同士のドロドロより気になる」の声

1月18日よりドラマ『大奥』が放送スタートしました。第1話のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。(画像出典:フジテレビ『大奥』公式Webサイト)

小芝風花さんがフジテレビドラマ初主演を務める『大奥』(フジテレビ系)。連続ドラマとして約20年ぶりにフジテレビの『大奥』が復活し、X(旧Twitter)では「#フジ大奥」が日本トレンド1位に。第1話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

大奥
画像出典:フジテレビ『大奥』公式Webサイト

第1話のあらすじ

公家の姫である五十宮倫子(小芝風花)は、徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、付き人のお品(西野七瀬)と支度に追われつつも気乗りせず。幼い頃に一度だけ会ったことのある家治が「蛇のように冷たい目をしていた」とお品に語る倫子。準備が整うと、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)に導かれ婚儀の間へ。そこへ家治が現れるが、感情を映さない冷酷なまなざしを感じ、倫子は家治と目を合わすことができず。

その頃、家治の父で第9代将軍・徳川家重(高橋克典)は、家治の婚儀に顔を出すこともなく、女中を侍らせて酒を飲んでいました。側用人・田沼意次(安田顕)は「悪人には、いずれ天罰が下る」と口にします。一方、婚儀に顔を出した松平定信(宮舘涼太)は倫子に、大奥には倫子の地位をねたみ、追い落とそうとする者もいると忠告。

婚儀が済むと、松島の局は倫子の付き人にお知保(森川葵)をつけると決定。大奥でのしきたりの洗礼を受け、ひどい嫌がらせを受けるようになる倫子。信頼を寄せる幼なじみの公家・久我信通(鈴木仁)にひそかに文を出し助けを請います。そんな中、お知保らの謀略によりお品は拉致され倉庫に閉じ込められてしまいます。

何とかお品を助け出したものの嫌がらせがエスカレートする中、気丈に振る舞う倫子。そんな折、家治の目の前で信通からの返事の文を暴露される事態に。家治は文を読むと跡形もなく破り捨てます。お品が直して読めるようになった文には、信通が倫子の姉と夫婦になったと書かれていました。失恋に傷つく倫子。牢獄のような大奥での暮らしはまだ始まったばかり――。

大奥
画像出典:フジテレビ『大奥』公式Webサイト

女同士のドロドロよりもツンデレ家治様が気になる

家重が突然他界し家治が将軍に就任。老中に取り立てられた田沼意次は松島の局と結託して城を我らが手中にと企んでいる模様。そんな田沼が、家治が倫子をひそかに大事に思っている様子を指摘するシーンもあり、家治と倫子が今後どう心を通わせていくのか気になりました。

Xでは、「大奥内外の腹に一物ある人物たちの中に放り込まれた倫子さまの希望が打ち砕かれる残酷な、恐ろしさに惹き込まれる第1話だった」「家治さま初回からツンデレ全開」「倫子と家治の関係がめっちゃ気になる」「女同士のドロドロ楽しむより、ツンデレ家治様がこれからどうやって倫子様の心を射止めるかの方が楽しみ」などのコメントが寄せられています。

大奥に渦巻く嫉妬と蹴落とし合いのドロドロしたシーンは健在。しかし公家出身の倫子は京ことばが主ではないなど新たな演出も見られる中、令和版フジテレビドラマ『大奥』がどう展開されていくのか注目です。

この記事の筆者:地子給 奈穂
編集・ライター歴17年。マンガ、小説、雑誌等の編集を経てフリーライターに転向後、グルメ、観光、ドラマレビューを中心に取材・執筆の傍ら、飲食企業のWeb戦略コンサルティングも行う。  

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