44歳無職の男性「生きてさえいればそれでいい」。年収70万円の親と実家暮らしをする本音

All About ニュース編集部は、現在実家暮らしをしている人を対象に、毎月の生活費や貯金額に関するアンケート調査を実施。本記事では徳島県三好市在住・44歳男性のエピソードを紹介します。

徳島県三好市在住・44歳男性のエピソード
徳島県三好市在住・44歳男性のエピソード
実家を生活の拠点に置く人には、さまざまな理由が考えられます。経済的な事情や自身の健康状態、家族の介護など背景は多種多様にあります。

All About ニュース編集部は、2023年12月20~29日の期間、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、徳島県三好市在住・44歳男性のエピソードを紹介します。

>【44歳無職の男性】1カ月の生活費内訳を見る

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:44歳男性
在住:徳島県三好市
同居人数:親1人、自分
世帯年収:親70万円
実家の間取り:一軒家
職業:無職

生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:0円
交際費:0円
毎月のお小遣い:0円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:0円

総務省統計局が発表した「家計調査報告書 家計収支編(2023年)」によると、35〜59歳男性の1カ月の平均消費支出は20万1949円です。そのうち、住居費の平均は2万9396円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた17万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

病気のために退職し「再就職の見通しも立たない状態」

現在、病気のために実家暮らしをしていることを告白しました。

「病気にて退職するのをきっかけに会社の社宅から引っ越すこととなり、収入もなくなり再就職の見通しも立たない状態で、選択肢が限りなく少ない状況のなかで実家暮らしが最良であると判断。月日が経過し現在にいたる」と語っています。

自身の病気のために実家へ戻ることを余儀なくされたようです。

「生きてさえいればそれでいいという感じである」

一方、実家での生活では周囲の視線に苦悩を抱えているようです。

「内疾患の病気であるため、外見的には普通の成人男性が実家に帰ってきて働きもせず日がな一日散歩しながらブラブラしているという状況を、周囲の人間や自分自身に納得させるのに相当な時間がかかった」と、ストレスの原因を詳しく説明してくれました。

しかし「時間が解決するものだと最近感じるようになった」とも話しており、苦悩の原因とうまく付き合うことができてきていると感じているそうです。

また、「お金については衣食住全てにおいて親に頼っている状況で欲という欲をなくす努力をしている。生きてさえいればそれでいいという感じである」と、胸の内を打ち明けました。

回答者の健康状態にもよりますが、どうにか在宅で稼ぐ手段を見つけ、家計の足しにすることが回答者の苦悩を軽減するきっかけになりそうです。

※回答者のコメントは原文ママです

この記事の筆者:鎌田 弘 プロフィール
ニュース記事を中心に執筆中のライター。IT企業のメディア担当を経て現在に至る。All AboutおよびAll About ニュースでのライター歴は2年。
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