「コレコレチャンネル KoreTube」が12月17日、動画を更新。配信者でYouTuberのコレコレさんに救いを求めた福岡県在住のシングルマザーが、ダウン症と自閉症を持つ24歳になる娘との生活状況を、赤裸々に語りました。
【実際の動画:ダウン症と自閉症の娘を持つシングルマザーが悲鳴】
「本当にもう何もできないとよ」
ある日のコレコレさんの生配信で、「助けてほしい」と相談の電話をかけた女性。「知能レベルは3歳」という娘の障害年金で生活中ですが、その受給金を銀行で下ろし、買い物中に現金を入れた封筒をどこかへ置いてきてしまったと告白。気が付いて探しに行ったものの、すでにその封筒はどこもなく。その後、行政に相談するも救いの手が差し伸べられることはなく、当座の生活費をコレコレさんに支援してほしいという内容でした。
「電気も止まるし」「ママ何ももうできない」と、言葉を詰まらす女性。その電話の向こうからは娘の「ママ~」「ママ~」という声が聞こえます。女性は絞り出すような声で「本当にもう何もできないとよ」と、八方ふさがりの様子です。さらに、支払いが滞納していた電気と携帯電話料金も、このままだと止まるそう。こだわりが強い娘が携帯電話を使って好きなコンテンツを見つけ、症状が緩和されたそうですが、電気が止まり携帯電話が使えなくなると悪化するのでは、という懸念を女性は抱いているようです。電話越しに話を聞いたコレコレさん、実態を知るため親子が住む福岡県の自宅を、YouTuberの猫こねこさんと訪問することになりました。
風呂は1日2時間、食事は深夜3時にも用意
こだわりが強いという前情報はあったものの、いざ娘と対面するとテレビの音量を下げるのも「声が小さい」と怒る、少し物の位置を変えると即座に戻すなど、わずかな時間でも女性の苦労は語らずとも垣間見ることができます。さらに風呂は実母である相談者の女性と一緒に1日約2時間入らないといけない、風呂上がりには娘が用意した服を1日中着用し続けなければならない……。
それ以外にも、冷蔵庫の中に3本お茶が入っていないといけない、食事は1日4食でうち1回は深夜3時。メニューも決まっていてごはんにみそ汁、おかずを用意。これが1日や2日ではありません。このほかにも“こだわり”はまだまだある様子。
壮絶な介護生活に「自業自得」の声が消える
想像以上に厳しい生活状況を目の当たりにしたコレコレさんも、「お母さん、こんなに大変だってのはあんまり分かってなかったかもしれない」と言葉を発し、最初に生配信で相談を受けたときに上がっていた「自業自得」という声もチャット欄から消え、「これはキツイわ」「お母さん聖母すぎ」「解決策が難しい」という声が相次ぎました。
猫こねこさんが、「嫌になったりはやっぱ しないんですか?」と踏み込んだ質問をすると、女性は何度も全てを捨てようとした過去があると告白。「初めから何もできない子だったら 多分そこまでならないと思う でもできてた子がいきなりできなくなってこういう状態になってしまうと 今まで私がしてきたことって 全てが無駄だったのかなとか」と、つらい胸中を明かしています。一方で、コレコレさんの配信に出演したことをきっかけに、配信を聞いた市や看護師たちも動いてくれるようになるなど、変化もあったとか。状況は少なからず好転しているようです。
「少しでもねみんなが理解してくれるような環境になれば」
動画の終わりにコレコレさんは、「理解するのも難しい所がありますけど 少しでもねみんなが理解してくれるような環境になれば良いなと思います」と視聴者にメッセージを送りました。また、動画のコメント欄には、「お母さんが本当にすごい」「見ていて涙が止まらなかった」「こういう大変な家庭に支援して欲しい」「これだけ愛情持って生活できるのは本当に尊敬」と、女性への声援が殺到。
中には、「自閉症と知的障害を持つ子供がいる父です。こうやってコレコレさんに取り上げて頂いて感謝です。自閉症を知ってもらう機会がないので、本当に嬉しい」「私の姉も同じ障害を抱えていています。この動画のお母様を拝見していると、自分の母の姿と重なり、日々の努力や工夫、大変さや愛が伝わってきて涙が止まりませんでした」というコメントも寄せられました。