All About ニュース編集部は10月20日〜11月2日の間、全国の10〜60代の男女164人を対象に、「日本の青春アニメ映画」に関するアンケートを実施しました。今回はその結果から、「世界にも通用すると思う日本の青春アニメ映画」ランキングを発表します。
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第2位:『サマーウォーズ』
第2位は、2009年公開の細田守監督作品『サマーウォーズ』でした。長野県の田舎を舞台に、天才的な数学力を持つ17歳の理系少年・小磯健二が、ひょんなことからインターネット上の仮想世界の暴走によって巻き起こった世界の危機に立ち向かう冒険アクション。のどかな田舎の風景と仮想世界の対比が印象的な映像美にも注目です。回答者からは、「人間とAIの闘いをコミカルに描いていて見ていて楽しいと思うから(30代女性/東京都)」「いかにも海外で好まれそうな日本のイメージだからです。日本の田舎の夏やサイバー空間なんてどちらも観たら興奮してしまいそうだからです(40代女性/千葉県)」「非力な若者が世界を救うから(40代女性/東京都)」「日本の自然の美しさとネットの世界のデザイン性が同居しているからです(30代女性/福井県)」などのコメントが寄せられました。
第1位:『君の名は。』
第1位は、2016年公開の新海誠監督作品『君の名は。』。田舎町で暮らす女子高校生・三葉と東京で暮らす男子高校生・瀧が入れ替わる、奇跡と恋の物語は、実際に中国、韓国、台湾、北米などの海外の映画興行収入が日本国内興行収入を上回るなど、海外での大ヒットを記録しています。回答者からは、「あの劇的な世界観は、世界に通じます(60代男性/埼玉県)」「入れ替わりの意味に気づいた時の心震える感覚は世界共通の感覚だと思います(40代女性/香川県)」「映像全体の美しさやストーリーなど、海外で見ても作品世界に入り込める内容だと思います(40代女性/東京都)」「時を超えた恋愛がとてもドラマチックで、作画がとても綺麗だから(50代男性/埼玉県)」などのコメントが寄せられました。