All About ニュース編集部は10月20日〜11月2日の間、全国の10〜60代の男女164人を対象に、「日本の青春アニメ映画」に関するアンケートを実施しました。今回はその結果から、「好きな日本の青春アニメ映画」ランキングを発表します。
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2位:『耳をすませば』
2位は、1995年公開の『耳をすませば』でした。少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)で連載された、柊あおいさんによる漫画をスタジオジブリがアニメ映画化。読書好きな少女・月島雫とバイオリン職人を目指す天沢聖司の中学3年生の2人の恋や将来の夢に向かう姿を描いた青春ラブストーリーです。回答者からは、「思春期の心や将来への悩み、空想の世界に遊んだ懐かしい気持ちを思い出させてくれる大好きな作品です(40代女性/東京都)」「ジブリの作品はどこにでもいるような普通の女の子にフォーカスしている感じで、楽しかった。私も真似してカロリーメイト食べたりしてた(20代男性/栃木県)」「内容もエンディング曲も心が温かくなって好きなので(60代女性/和歌山県)」などのコメントが寄せられました。
さらに、「それぞれが応援し合いながらやりたいことに挑戦していくところが胸が熱くなるからです(30代女性/福井県)」「幼い二人の将来へ向かう姿が、昔からずっと好きだった(30代女性/北海道)」「中学生の初々しいラブストーリーが新鮮(50代男性/千葉県)」などの声もありました。
1位:『君の名は。』
1位は、2016年公開の新海誠監督作品『君の名は。』でした。田舎町で暮らす女子高校生・三葉と東京で暮らす男子高校生・瀧が入れ替わる、奇跡と恋の物語。美しい風景描写やロックバンド・RADWIMPSが担当する主題歌を含む音楽など、“新海ワールド”は世界中で人気を博し、世界の映画興行収入は約15年ぶりにスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』の記録を塗り替える大ヒットを記録しました。回答者からは、「映画館で泣きました。大震災の後だったり、親戚がなくなったりした時期と重なったこともあります。映画館から出て、娘とレストランで昼食を食べながら泣いていました。映画の内容で、道を歩きながら泣いたのは初めてでした。(50代女性/東京都)」「最後の2人が出会うシーンが感動してとても素敵な作品だなと思った(30代女性/愛媛県)」などの声が集まりました。
さらに、「過去と現在の時間軸を上手く描いていた(40代男性/新潟県)」「見ていて、不思議な感覚に陥りました(50代女性/北海道)」「最後のどんでん返しと、時空を超えて人を想うことが素敵(30代女性/和歌山県)」などのコメントが寄せられました。